プレスリリース

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顔と声のクロスモダリティ処理に関するATR国際シンポジウムの開催について

(株)国際電気通信基礎技術研究所
  平成17年01月11日
このたびATRでは、 顔と声のクロスモダリティ処理に関する国際シンポジウムを開催することとなりました。 顔と声は、われわれ人間にとってコミュニケーションにおける重要な役割を果たしています。 関連する研究分野としては、視覚・聴覚心理学、脳神経科学、 パターン認識はもとより広く学際的な分野を対象としております。これらの研究成果は、 産業応用の分野において、セキュリティ、ヒューマノイドロボット、 アニメーション制作技術等の開発に重要な役割を果たしてきました。しかしながら、 これらの分野はそれぞれ個別に研究開発が行われてきたために、これまで分野間での交流がありませんでした。 また、これらの成果を聞くための発表の機会も個別に設けられておりました。 本シンポジウムでは、このように互いに関連しあう顔と声をテーマとして、 第一線でご活躍されている国内外の研究者をお招きし、最新の研究成果についてご報告いただくとともに、 研究で得られた知見の応用分野におけるさまざまな技術のご紹介をしていただく予定でおります。 顔と声のマルチモーダル処理にご関心をお持ちになられる研究者の方々、 これらの知見の応用をお考えになられている工学者・企業の技術者の方々にとっても、 学際的な分野での研究者及び技術者が一同に集まって最新の成果をご報告いただく本シンポジウムは、 またとない貴重な機会となることを確信いたす次第であります。 なお、本研究は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の研究委託 「人間情報コミュニケーションの研究開発」により実施しています。
以上

ATR人間情報科学研究所
視覚ダイナミクス研究室
[添付資料]

顔と声のクロスモダリティ処理に関するATR国際シンポジウム
ATR Symposium on the cross-modal processing of faces and voices


日時: 2005年1月17日(月)~19日(水) 9時30分~17時30分
使用言語: 英語
発表関連専門分野: 顔と声の同時処理、独立処理に関わる心理学・工学・神経生理学、その他応用技術分野

プログラム等の詳細:
http://www.his.atr.jp/FV_Sympo05/ATRSymposium_05J.html

会場: (株)国際電気通信基礎技術研究所 地下1階 大会議室
    「けいはんな学研都市」(京都府相楽郡精華町)光台2-2-2

交通:
JR京都駅から近鉄京都線「高の原」(急行35分)下車
または近鉄難波駅より近鉄奈良線「大和西大寺」(快速急行28分)乗り換え
近鉄京都線「高の原」(急行7分)下車
「高の原」駅前からATR無料送迎バスで約10分

参加費用: 無料、どなたでも自由にご参加いただけます。(※使用言語は英語のみとなっております)

事前登録:
人数把握のため、参加なされる方はできるだけ事前の登録をお願いいたします。
参加登録専用メールアドレス:

 <このリリースに関するお問い合わせ先>
〒619-0288 京都府相楽郡精華町光台 2-2-2
株式会社 国際電気通信基礎技術研究所
     人間情報科学研究所 視覚ダイナミクス研究室 内
ATR国際シンポジウム事務局(担当:高松)
電話:0774-95-2696
FAX :0774-95-2647

※人間情報科学研究所は、2006年に研究プロジェクトを終了しています。