プレスリリース

医療事故防止のための看護業務記録分析システムを開発
~ユビキタスネットワーク技術と行動識別技術により看護業務を自動記録~
2008年10月27日
(株)国際電気通信基礎技術研究所
代表取締役社長 平田 康夫

 (株)国際電気通信基礎技術研究所 (略称:ATR、代表取締役社長:平田康夫、京都府相楽郡精華町「けいはんな学研都市」)は、実際の病院での実証実験に基づき、病院で勤務する看護師の位 置や動作を計測してその時々の業務を推定し、一日の業務履歴を自動記録する技術を開発しました。このシステムにより看護師の業務履歴を分析し、業務が過負 荷になっている状況等を可視化することで、業務改善やヒヤリ・ハット防止のための要因分析に活用できます。今後、このシステムの事業化に向けて、診療科や 病院別などのカスタマイズへ向けた商品化開発を進める計画です。

 本システムは、病院に勤務する看護師の位置や動作をユビキタス・センサネットワーク技術によってリアルタイムに計測し、種々のセンサデータから看護師の 行動や業務の種類を自動的に識別します。業務履歴を自動的に記録することで、従来看護師が行っていた実施記録作業の軽減が図れるだけでなく、より詳細で客 観的な記録により業務のトレーサビリティを確保できます。また、本システムは、何人かの看護師のグループが日を越えておこなう業務全体の履歴に対して種々 の統計分析を行い、結果をグラフで可視化するための対話型グラフィカルユーザインタフェースを備えています。これにより、業務の一般傾向の抽出、新人とベ テランの業務の流れの差異の定量化、ヒヤリ・ハット等のエラーが起こるまでの要因を詳細に分析するツールなど提供し、病院システムやスタッフの業務改善や 新人教育等に活用することができます。

 なお、本技術は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の民間基盤技術研究促進制度によりATRが受託したプロジェクト「日常行動・状況理解に基づく知識共有システムの研究開発」の成果です。



■■■ 本リリースに関するお問い合わせ ■■■

株式会社国際電気通信基礎技術研究所 経営統括部
担当:野間
TEL:0774-95-1172  FAX:0774-95-1178  E-mail:k-noma@atr.jp
上記リリースのテキストは、ATRホームページ http://www.atr.jp/index_j.htmlにUPされております。


== 株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 会社概要 ==
1.    代表者 :平田 康夫
2.    設 立 :1986年3月22日
3.    資本金 :1億円
4.    業務内容:電気通信基礎技術に関する研究開発・調査
5.    及びその成果の販売