ATRオープンハウス2010

青色で記載しております項目は、一般の方向けの内容になっています。

脳情報通信総合研究所
         脳情報研究所


脳情報研究所では、脳機能の計算論的理解に基づき、脳内情報を解読し、身体機能の治療、回復、補綴、 補完を可能とするBMI を開発し、臨床応用と情報通信に役立てることをめざしています。 心の状態を脳信号から解読して脳信号を解読(デコード)する技術開発を通し、 身体を介さない新たな情報通信技術の確立や、脳の運動制御・学習メカニズムを知り、 失われた機能を回復するための新しいリハビリテーションの提案、 また脳とロボットをつなぐ未来の情報通信端末、人間の運動機能の再建や運動補助のための技術開発、 これらの研究を通じて、脳の仕組みの理解に貢献しています。

脳が活動する様子を覗いてみよう

脳情報デコーディング

運動機能の学習と回復

脳とロボットをつなぐ

ヒトから学ぶロボットの運動学習戦略


脳情報通信総合研究所
         認知機構研究所


認知機構研究所では、最先端の脳活動計測法・ロボットや計算機による脳機能のシュミレーションを用いて、 人間の高次脳機能を解明し、コミュニケーション支援や使いやすいインタフェースの開発に役立てます。 人間の知性と適応性と支える認知と学習のメカニズムを、計算理論・心理実験・ 脳活動計測を組み合わせて解明を目指し、脳の原理の理解と共のユーザーを補助するインタフェースの開発、 ヒト型ロボットの制御方法、新たな教育やコミュニケーション能力の向上方法を提案します。 また、ヒト同士がどのように意思疎通しているのかを理解するため、脳がどのように情報を処理し、 問題を解決していくのかを計算論的視点から調べ、科学と工学の両方に役立つ理論と技術を開発しています。

認知と学習を支える脳の仕組み

ヒトに近いロボット開発に向けて


脳情報通信総合研究所
         脳情報解析研究所


脳情報解析研究所では、統計や機械学習の理論に基づいた脳の機能を理解するための手法の開発、また、 それに基づくコミュニケーション技術の開発を行っています。 複数の非侵襲脳計測データをソフトウェア的に統合するための研究を行い、1つの脳計測装置 (fMRI・脳磁計・脳波計・近赤外分光計など)の時間・空間分解能を向上させることを目指します。 また、頭の中で考えたことを直接コンピュータに入力するシステムの開発を目指し、 脳のメカニズムを解析するツールや脳活動から思考を読み出す方法の研究を行っています。 これらの成果は、福祉、エンターテイメント、産業など多岐に渡って応用されることが期待されます。

ヒト脳計測を統合する

脳内活動を外部センサから推定する

考えるだけでロボットを操作する

フライトシミュレータで実環境の脳活動を調べる

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情報環境総合研究所
        知能ロボティクス研究所


知能ロボティクス研究所では、生活に役立つロボットの実現をめざして、 親しみやすく対話できるコミュニケーションロボットを研究しています。  ここでは、人と話す感覚で道案内や店舗情報などを提供できるロボットや、 もう一人その場に居るような存在感をもつ人間らしいロボット、 人々の社会関係や行動を理解する社会的知能、記憶障害や認知症の方の支援ロボットなどの研究を行っています。また、ロボットのセンサ開発、人の行動分析、サービス提供技術も研究しています。

多地点でロボットが連携するユビキタスネットワークロボット

高齢者のための遠隔対話支援システム

スキンシップ表現を行う腕抱きつきポータブルロボット

慣れない場所でも安心な、トイレなどの行動支援

ロボット連携による 生活習慣改善のすゝめ

商品お勧めロボットシステム

遠隔操作型アンドロイドによる存在感の科学と技術


情報環境総合研究所
        メディア情報科学研究所


人と人をとりまく実空間の情報の流通に関する研究や、人間の認知特性を考慮した3次元映像の評価研究・ コンテンツの作成支援など、多彩な研究開発を実施するとともに、 これらの統合による新たな情報環境を作り出してサービスを生み出すことをめざしています。

人の認知特性にもとづいたマニュアルデザイン

立体ディスプレイが人間の視機能に与える影響の評価

ユビキタス社会に向けた基盤技術の研究開発

サービス連携のためのプロファイル流通技術

仮想化技術によるフレキシブルな移動通信システムの構想


情報環境総合研究所
       適応コミュニケーション研究所


適応コミュニケーション研究所では、私たちの生活の安全・安心、環境・効率、快適・利便の 向上を図る将来のユビキタスネットワーク社会のための通信技術の研究・開発を行っています。 今回の展示では、従来から行なっている高レスポンス車車間通信システム、 高レスポンス無線メッシュネットワークおよびコグニティブ無線ネットワークなどの研究・開発の成果に加えて、 新たに開始した歩車間通信システムやラジオオンデマンドネットワークの研究開発の概要をご紹介します。

安全運転を支援する高レスポンス車車間通信システム

歩行者事故を防ぐための歩車間通信システム

高レスポンス無線メッシュネットワーク

電波オンデマンドネットワーク  〜CO2排出削減にむけて〜

公衆網自営網連携コグニティブ無線アクセスネットワーク

快適なケータイサービスを実感しよう!

クルマどうしのコミュニケーションで交通事故を防ごう!



情報環境総合研究所
        波動工学研究所


電波の効率的な利用による無線LAN、携帯電話でのブロードバンド通信、 ICT機器内ハーネスのワイヤレス化による地球温暖化防止の研究開発を進めています。

複数事業者RAN 間同一周波数帯共用技術

ICT機器内ハーネスのワイヤレス化

将来移動通信の大容量化に向けた非線形マルチユーザMIMO技術

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ATR Group

ATRはその研究成果を世界中で使っていただくため、 ATR-Promotionsをはじめとする成果展開のための事業体を設立しています。
進化し続けるATR技術を見て、触れて、体験してください。


晦TR-Promotions

 ATR-PromotionsはATRの特許情報の提供、許諾業務の支援、ならびにATR技術を用いた製品開発と販売を 目的として2004年に設立されました。今回はATRのセンサ技術を中心に、 現在展開中の技術や脳研究支援のサービス事業を紹介いたします。

*全ての展示・デモが一般の方向けになっています*

人位置計測システム

小型無線ハイブリッド(加速度・ジャイロ)センサU WAA-010

匂い提示装置

「ちずぶらり」イラスト地図とGPSでまちあるき

設立10周年を迎えた脳活動イメージングセンタ
〜Brain Activity Imaging Center〜

晦TR-Robotics

 ATRで開発されたロボットの販売を目的として2005年に設立され、実習用小型ロボットキット Robovie-X」やイベントで活躍する「Robovie-R Ver.3」などを販売しています。 今回は新開発のRobovieを紹介いたします。 また、RobovieによるPK戦の体験コーナーで実際に操作できるコーナーも設けております。

かわいいロボビーがごあいさつ!

あそぼう!Robovie-XでPK戦

晦TR-Trek

 ATRの音声技術と潟tュートレックの組み込みソフト開発技術を融合し、 携帯電話等への音声技術・翻訳・合成技術展開を目的として2007年に設立されました。 今回は日英・英日・日中・中日の音声認識→翻訳→音声合成ができるNTTドコモ様向けサービス 「しゃべって翻訳」を中心に紹介いたします。

携帯電話用 音声翻訳アプリ「しゃべって翻訳」

ATR Learning Technology

 ATRの研究から生まれた英語学習支援システム「ATR CALL」の技術と鞄燗c洋行の教育支援ノウハウを融合し、 新しい学習の場を創成することを目的として2008年に設立されました。 今回はeラーニングコースとして世界で初めて「TOEICテスト新公式問題集」を搭載した「ATR CALL BRIX」 を紹介いたします。英語力判定を体験していただける「チャレンジカップ」も同時に実施いたします。 英語を知らないお子様にもトライしていただけます。

英語学習支援システム「ATR CALL」

晦TR-Sensetech

 ATRの日常行動計測・理解技術と山城自動車教習所の運転技術評価・指導ノウハウを融合して開発された 「運転技能自動評価システム」の展開と普及を目的として2009年に設立されました。 今回は実車を用いた動態デモによりシステムの紹介をしいたします。

運転技能自動評価システム“Objet”

あなたの安全運転度を“Objet”でチェックします!

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※各展示内容等に付きまして、予告無く変更になることも御座います。※

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