受賞内容(2022年度~)  

受賞内容(~2021年度)

第35回日本音声学会全国大会 優秀発表賞
表彰元:日本音声学会
受賞対象:中国語を母語とする日本語学習者による態度音声の音声分析:F0 曲線と声質に焦点をあてて
内容:日本語母語話者による日本語態度音声と、中国語を母語とする日本語学習者による日本語および中国語態度音声を分析することで、態度のペアである「友好/敵対」、「丁寧/失礼」、「本気/冗談」、「賞賛/非難」の発話が態度および発話者群によってどのように変化するのかについて検討した。
概要:各年度の全国大会における大学院生あるいは40歳以下の会員を筆頭発表者とする優れた研究に優秀発表賞を授与
研究資金:科研費 新学術領域研究
テーマ:対話ロボットにおける「社会的表出」の基盤技術
第112回日本学士院賞
表彰元:日本学士院
受賞対象:計算論的神経科学による脳機能の解明とブレインマシンインタフェースの開発
内容:小脳内部モデル理論を提唱し神経ネットワークの計算科学的研究を推進。小脳内部モデルの神経回路をヒト型ロボットに応用し計算論的神経科学の研究パラダイムを創出し、非侵襲型ブレインマシンインタフェース(BMI)を開発。更にBMIと人工知能技術を組み合わせたデコーディッドニューロフィードバック法を開発し、精神疾患の診断と治療に新たな道筋を示した。
概要:学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対して授与される
研究資金:過去すべてのファンド
テーマ:
第 37 回電気通信普及財団賞(テレコム学際研究賞 奨励賞)
表彰元:公益財団法人電気通信普及財団
受賞対象:Unconscious Reinforcement Learning of Hidden Brain States Supported by Confidence
内容:受賞論文では、ヒトが脳内の意識下の情報を戦略的に利用するため訓練することが可能か検証をおこなった。非常に複雑な課題解決のための学習能力は、メタ認知に支えられていることを示し、また「次元の呪い」を解くための前頭葉の神経メカニズムを明らかにした。この発見は神経科学に基づくAIを開発の新しい出発点となる。
概要:情報通信に関する人文学・社会科学分野と技術分野の両分野にわたるすぐれた研究論文等を表彰
研究資金:1JST1802-01/1AMD1802-03
テーマ:ERATO池谷脳AI融合プロジェクト/脳科学とAI技術に基づく脳神経疾患の診断とその応用
Best Paper Award
表彰元:IEEE CCWC 2022
受賞対象:The Paper ‘A Study on Application Category Estimation Method Based on Burst Characteristics of Communication’
内容:インターネット通信をバースト毎に切り分ける方法と、バーストの特徴から用途を推定する方法を提案し、その有効性を実際の通信によって確認した。
概要:The IEEE 12th Annual Computing and Communication Workshop and Conference (CCWC 2022) の論文および発表において優秀であった。
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:第5世代移動通信システムの更なる高度化に向けた研究開発
1SO6190201 5GadvA
2021年度全国大会優秀賞
表彰元:人工知能学会
受賞対象:モデルフリーとモデルベース強化学習のための非同期並列学習
内容:モデルフリーとモデルベースの各強化学習器の制御周期の違いを考慮した非同期並列学習法を提案する。制御周期を考慮した場合としない場合で二つの強化学習の動的な切り替えが学習効率の改善に寄与するか調査し、複数のモジュールを動的に切り替え、単独の手法では得られないサンプル効率の改善や環境変化への適応性が得られるか検証する。
概要:全国大会において、特に優秀な研究(本学会の学術または技術への貢献を考慮して新規性、有用性を重視)を発表した者に授与。
研究資金:
テーマ:潜在脳ダイナミクス推定法の開発と精神状態推移の解明と制御
モデルフリーとモデルベースの協同による深層並列強化学習
サイボーグAIに関する研究
Certificate of Appreciation
表彰元:The IEEE Standards Association
受賞対象:IEEE Standard 802.19.3-2021 の策定に対する著しい貢献
内容:IEEE Standard 802.19.3-2021 (IEEE Recommended Practice for Local and Metropolitan Area Networks-Part 19: Coexistence Methods for IEEE 802.11 and IEEE 802.15.4 Based Systems Operating in the Sub-1 GHz Frequency Bands) の策定に対する著しい貢献
概要:EEE Standard の策定に対して著しい貢献を行った者に対する表彰
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:IoT/5G時代の様々な電波環境に対応した最適通信方式選択技術に関する研究開発(1SO61801-01)
第117回日本精神神経学会学術総会優秀発表賞
表彰元:公益財団法人日本精神神経学会
受賞対象:メランコリー型うつ病バイオマーカーを対象とした結合ニューロフィードバック:抑うつ・反芻症状の改善
内容:うつ病傾向健常者に対し、メランコリー型うつ病を対象として作成されたバイオマーカーを適用し、結合ニューロフィードバックを実施した。対象結合に関連する症状(抑うつ・反芻症状)が軽減され、対象機能結合の健常方向への変化と症状スコアの軽減に相関を認めた。加えて、長期効果・再現性を確認した。
概要:第117回日本精神神経学会学術総会において特に優秀な研究発表をおこなった者に贈られる
研究資金:AMED戦略的国際脳科学研究推進プログラム
テーマ:脳科学とAI技術に基づく精神神経疾患の診断と治療技術開発とその応用
2021年度日本神経科学学会奨励賞
表彰元:日本神経科学学会
受賞対象:Metacognition, confidence and the brain's ability to learn from a small sample.
内容:推論とメタ認知の観点から、先進的ニューロイメージングを用い適応的な行動の神経計算上の基礎を研究し、メタ認知が特定の前頭頭頂神経回路で計算され、確信度が複雑な問題解決のための強化学習プロセスをどのように補強するかを実証した。さらにデコーディッドニューロフィードバックを不安障害の臨床応用へ展開した。
概要:学位取得後10年以内の若手研究者を対象とし、将来神経科学分野での活躍が期待される会員におくられる。
研究資金:
テーマ:ERATO池谷脳AI融合プロジェクト
連合大会奨励賞
表彰元:電気関係学会
受賞対象:令和2年電気関係学会関西連合大会 “ワイヤフリーロボットアーム機構の初期検討”
内容:ミリ波帯無線通信と非接触電力伝送を用いて通信と電力の両面で無線化を目指したワイヤフリーロボットアームの初期検討において、電力伝送効率及びメンテナンス性を向上させる機構や構成部品を設計、提案した。
概要:優秀な会員の育成と当該学会の発展を目的として、講演発表した新進の研究者または技術者に贈呈される。
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:ミリ波帯におけるロボット等のワイヤフリー化に向けた無線制御技術の研究開発
Best Presentation Certificate
表彰元:Conference Committee ICICSE 2021
受賞対象:国際会議発表論文 “WLAN Interference Identification using a Convolutional Neural Network for Factory Environments”
内容:受信電力系列をウェーブレットによりスペクトラム分解し、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いてランダム干渉とブロック干渉のサンプル数を推定する技術を実証した発表。
概要:ICICSE 2021 の各セッション内で最も優秀な発表に送られる賞。
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:狭空間における周波数稠密利用のための周波数有効利用技術 (1SO61702-02)
ISAP2020 Student Design ContestTechnical Award
表彰元:2020 INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON ANTENNAS AND PROPAGATION
受賞対象:Team “Radio Catcher Challengers”
内容:信号源探査の課題(category B)において、波動工学研究所で開発したRadio Catcherを用いて測定した値を、学生が開発したアルゴリズムに入力して位置推定を行った。
概要:論文内容及びプレゼンテーションを通じて技術的に優れたものに授与される。
研究資金:戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)
テーマ:「電波利活用強靭化に向けた周波数創造技術に関する研究開発及び人材育成プログラム」の人材育成の活動の一環
公益社団法人日本心理学会学術大会優秀発表賞
表彰元:公益社団法人日本心理学会
受賞対象:ポスター発表「マインドワンダリングへの気づきやすさを操作する古典的条件づけを用いたニューロフィードバック」
内容:マインドワンダリング(Mind-Wandering: MW)とは、現在取り組んでいることと関係のない事柄について考えてしまうことを指す。本研究は、被験者がMWに陥るたびに音刺激を呈示することで条件づけを成立させ、MWへ気づく能力が高まることを仮説として検証した。
概要:主に若手研究者による研究発表の奨励と研究の質の向上を目的として設けられた賞であり、当該年度の学術大会の一般研究発表のうち優秀なものを顕彰する。
研究資金:1NC61601-03 / 8KAK1816-01
テーマ:脳機能補完による高齢者・障がい者の機能回復支援技術の研究開発 /脳波と人工知能を用いた条件づけによるマインドワンダリングへのメタ的気づき能力上昇
The Best Paper Award
表彰元:Asia-Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference (APSIPA ASC) 2020
受賞対象:“3D SKELETAL MOVEMENT ENHANCED EMOTION RECOGNITION NETWORK”
内容:In this paper, we extract 3D skeleton information from video, and propose an attention based convolutional neural network to predict the speaker's emotion state. The performance of the model significantly outperforms the baselines, proving the effectiveness of the method.
概要:ECNP2020で発表されたポスターの中で、特に優れたものに授与される。
研究資金:
テーマ:石黒共生ヒューマンロボットインタラクション特別重点期間, 対話ロボットにおける「社会的表出」の基盤技術の研究開発
ECNP Poster Awards 2020
表彰元:European College of Neuropsychopharmacology Congress(ECNP2020)
受賞対象:“Comprehensive evaluation of the analytic pipelines for major depressive disorder classifier based on resting state fMRI”
内容:複数の臨床施設から収集された1000例を超える安静時fMRIデータを活用し、うつ病診断マーカーの開発に適した解析手法の網羅的な組み合わせ探索(180種類の解析パイプライン)を実施し、先行研究の診断性能を上回り、かつ、他施設データへの汎用性を有した5つのうつ病診断マーカーの同定に成功した。
概要:ECNP2020で発表されたポスターの中で、特に優れたものに授与される。
研究資金:XNef委託研究、国際脳3(1)、国際脳1(1)
テーマ:「バイオマーカーによる患者層別化」
「脳科学とAI技術に基づく精神神経疾患の診断と治療技術開発とその応用」
「AI技術を用いた気分障害等の要因解析」
活動功労賞
表彰元:(一社)電子情報通信学会通信ソサイエティ
受賞対象:「通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献」
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌・レター誌投稿論文の査読委員として、過去3年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰
第6回立石賞特別賞
表彰元:公益財団法人 立石科学技術振興財団
受賞対象:人と関わるロボットメディアの研究開発
内容:新しい情報メディアとして、人と関わるロボットの研究開発を世界に先駆けて取り組み、多様な人と関わるロボットを独自に開発しながら、実社会での実証実験等を通して、技術的、認知科学的に実証してきた。そして、ヒューマンロボットインターラクションと呼ばれる研究領域を創成し、世界の研究を先導してきた。
概要:財団の趣意に沿った日本発の研究・技術開発において顕著な業績を上げた研究者に対して授与する賞
Young Researcher Award
表彰元:IEEEコンピュテーショナル・インテリジェンス 日本支部
受賞対象:「メタ解析fMRIデータを空間制約情報に用いたMEG信号源推定方法」
内容:fMRIとMEGは脳機能イメージングで用いられている主要な観測装置であり、これらの時空間分解能特性には相補的な関係がある。従って、両モダリティを組み合わせることで、時空間分解能ともに優れた脳活動を推定することができる。本研究では、fMRIのメタ解析結果をMEG信号源推定の制約として組み込む方法を提案し、その有効性を検証した。
概要:CIS(Computational Intelligence Society) の領域に関連の深い研究会・シンポジウムにて35歳以下の優れた論文発表者でかつ第一著者を表彰する。
研究資金:NICT委託研究
テーマ:BMIオープンイノベーションのための脳活動マルチモーダル計測データの解析とその応用技術の研究開発
優秀論文賞
表彰元:IEEE ICACT2020
受賞対象:国際会議 IEEE ICACT2020発表論文 「Identification of IoT Network Type Based on The Response Delay Property」
内容:ネットワークスキャンを効率よく実施するため、IoT機器が接続されるネットワーク種別(無線LAN、Lora, Wi-Sun)を特定することが必要であり、各IoTネットワークの最小応答遅延を利用したネットワーク推定手法を提案、ネットワーク種別が正常に識別できることを示した。
概要:ICACT2020投稿論文のうち、優秀な論文に送られる賞。
研究資金:総務省電波資源拡大のための研究開発
テーマ:周波数有効利用のためのIoT ワイヤレス高効率広域ネットワークスキャン技術の研究開発
2019年度全国大会優秀賞
表彰元:人工知能学会
受賞対象:エントロピ正則された強化学習を用いた模倣学習
第33回人工知能学会全国大会(JSAI2019) 口頭発表(決裁番号: 0214190227019)
内容:順強化学習の統合によるエントロピ正則化模倣学習を提案する。逆強化学習は目標方策と学習方策の密度比をロジスティック回帰によって推定する。強化学習は二つの方策間の近似KLダイバージェンスの最小化になる。方策オフの性質とネットワークの共有により、従来よりも学習効率が改善できることを示した。
概要:全国大会において、特に優秀な研究(本学会の学術、技術への貢献、新規性、有用性を重視)を発表した者に授与。
研究資金:1NED1502-04 1JST1808-02
テーマ:計算神経科学に基づく脳データ駆動型人工知能の研究開発
ロボットモデルと実環境のGANによる接続と部品組立動作生成
優秀ポスター賞
表彰元:日本質的心理学会
受賞対象:ロボットいじめの発生プロセスの検討-複線径路・等至モデル(TEM)を用いて-
内容:本研究では、ロボットに対する身体的な暴力(たたく、ける、腕や首を折り曲げる)をいじめと定義し、ショッピングセンターに導入されたロボットに対していじめに類する行為を行った9名の子どもの観察データについて、複線径路・等至モデル(TEM)を用いて分析を行った。
概要:優秀なポスターとして選定されました。
研究資金:CREST-rob2 (1JST1701-1)
テーマ:街角環境で共生するロボットのインタラクション基盤技術
論文賞 友田賞
表彰元:計測自動制御学会
受賞対象:Can Graphical Interaction Increase Feelings of Conveying and Understanding in On-line Group Discussion?
内容:グループ対話を支援するためのオンラインチャットシステムとして、対話内容に対する解釈の齟齬を減らすためのグラフィカルチャットシステムの開発を行い、被験者実験を通じてその有効性を検証した。
概要:優秀な論文として選定されました。
研究資金:科研費 若手B (15K16075)
テーマ:人から適切な情報量の指示行動を引き込む指示物体認識ロボットシステムの実現
2019年度日本神経回路学会優秀研究賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:快情動プライミング影響下における時間選好に関わる神経基盤の解明
電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会(NC)/電子情報通信学会技術研究報告 Vol.117, No.417, pp.41-46 (2018)
内容:快情動プライミング影響下での時間割引課題を実行中の脳活動をfMRI(磁気共鳴機能画像法)で計測し、脳活動データから機械学習を用いて刺激を読み取る手法であるデコーディング及び類似度解析を行った。その結果、遅延報酬・即時報酬を直接コードしている脳領域の存在が示唆され、時間割引に関わる脳領域への快情動の影響を確認することができた。
概要:電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会に発表された論文のうち、特に優秀なものを選び、その著者に贈呈
研究資金:8KAK1614
テーマ:科研費新学術「主体価値の脳基盤解明」
ネットワークソフトウェア優秀ポスター賞
表彰元:一般社団法人電子情報通信学会 ネットワークソフトウェア研究会
受賞対象:電子情報通信学会2019年総合大会発表 “OBSS環境におけるインジケータを利用した送信電力制御方式の改善”
内容:無線LANの基地局が密集する環境において、基地局の密集度と帯域の使用率に応じて送信電力を増減する制御を行って面的な通信速度を大幅に改善する方式を提案し、その有効性を示した発表
概要:信学会総合大会・ソサイエティ大会 ネットワーク技術特別ポスターセッションの優秀講演者に贈られる賞
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:複数周波数帯域の同時利用による周波数利用効率向上技術の研究開発(1SO61602-01)
Best paper nominee
表彰元:HRI 2019
受賞対象:Stop doing it! Approaching Strategy for a Robot to Admonish Pedestrians
内容:本研究は、歩きスマホや歩きタバコといった人々の不適切な振る舞いをロボットが注意するための"近づき方"を対象とする。警備員が注意時に行う”近づき方”をモデル化し導入したロボットによって、人々の不適切な振る舞いを効果的にやめさせる点を、フィールド実験から明らかにしました。
概要:HRIに採択された論文の内、Best paperの候補としてFinalistに選出されました。
研究資金:CREST/1JST1701-01
テーマ:街角環境で共生するロボットのインタラクション基盤技術
ICAIIC 2019 Excellent Paper Award
表彰元:ICAIIC 2019 Organizing Committee
受賞対象:国際会議発表論文 “Achievable Throughput of Multiband Wireless LAN using Simultaneous Transmission over Multiple Primary Channels Assisted by Idle Length Prediction Based on PNN”
内容:無線LANにおいて複数チャネルでの同時送信を行うための待ち時間をチャネルの空き時間予測により決定し、その有効性を提示する発表。
概要:ICAIIC 2019 投稿論文のうち、優秀な論文に送られる賞。
研究資金:総務省 電波資源拡大のための研究開発
テーマ:複数周波数帯域の同時利用による周波数利用効率向上技術の研究開発(1SO61602-01)
若手優秀発表賞
表彰元:人類働態学会
受賞対象:体性感覚版ホロプターに重力加速度が及ぼす影響
内容:空間知覚における実際の物理量と心理物理量の間にはズレがあることが知られているが、他のモダリティによる干渉といった外的要因による影響についてはあまり研究されてこなかった。本研究では、重力加速度の向きが異なる複数の姿勢でポインティング課題を行い、課題遂行時の負荷がズレを大きくしていることが示唆された。
概要:第43回人類働態学会西日本地方会において発表を行った若手発表者のうち、優秀な発表に対して選定される賞
研究資金:科研費基盤研究(B)
テーマ:運転自動化における高齢者の行動分析に基づく運転システムの設計
生理行動計測に基づくVRのための視覚-パプティクス提示環境のガイドライン設計
ベストペーパー
表彰元:APWCE2018
受賞対象:Lexical Entrainment in Interaction with Two Robots
内容:ロボットと人が対話する状況において、ロボットの台数が語彙の引き込みに与える影響を検証した。その結果、ロボットの台数が増加することによって引き込みの割合が増えることが示唆された。
概要:5th Asia-Pacific World Congress on Computer Science and Engineering 2018 (APWC on CSE 2018)において最優秀論文として選定されました。
研究資金:科研費 基盤B (JP18H03311)
テーマ:複数ロボットによる人の関心を喚起する情報提供の実現
行動経済学会ヤフー株式会社コマースカンパニー金融統括本部 優秀論文賞
表彰元:行動経済学会
受賞対象:”Neural Mechanisms of Gain-Loss Asymmetry in Temporal Discounting” by Saori C. Tanaka, Katsunori Yamada, Hiroyasu Yoneda, and Fumio Ohtake (2014), Jouranal of Neuroscience, 34(16): 5595-5602.
内容:時間割引の特性の一つである「符号効果」は報酬と損失の割引率の非対称性として先行研究で報告されてきたが、その脳内機序は触れられてこなかった。この論文では、符号効果の見られる群と見られない群で時間割引課題中の脳活動を比較し、損失の割引での線条体の活動の分散が、符号効果の分散と対応することを明らかにした。
概要:国際的学術誌に過去5年間に掲載された論文の中から特に優れた学術研究と認められる論文に授与される。
研究資金:8KAK1316-01/8KAK1318-01 8KAK1317-01
テーマ:科研費若手A、萌芽、基盤C
Best Paper Award, SECURWARE 2018
表彰元:International Academy, Research, and Industry Association
受賞対象:Implementation of Eavesdropping Protection Method over MPTCP Using Data Scrambling and Path Dispersion
内容:5G移動通信システムにおいて課題である複数通信経路のデータ秘匿性を確保する手法を提案した。MPTCP上での実装を行い、秘匿性と高速性を実証した。
概要:The Twelfth International Conference on Emerging Security Information, Systems and Technologies(SECURWARE 2018)の論文および発表において優秀であった。
研究資金:5G3ALT
テーマ:第5世代移動通信システム実現に向けた研究開発~複数移動通信網の最適利用を実現する制御基盤技術に関する研究開発~
2018年度最優秀研究賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:視標運動追跡課題遂行中の皮質電流を用いた時系列信号の再構成 NC2016-55 (2017年1月)
内容:視覚的注意や眼球運動を行っているときのMEGデータから皮質電流とノイズ源の電流を同時に推定し、さらに推定した皮質電流を用いてタスクに関係のある時系列情報を再構成した。その結果、視覚的注意と眼球運動の間で共通の電流源が再構成に寄与していたことから、両者に共通のメカニズムが存在している可能性を示しました。
概要:電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会に発表された論文のうち、特に優秀なものを選び、その著者に贈呈する賞(優秀研究賞)4編のうち、特に評価が高いもの1編。
研究資金:NICT委託
テーマ:脳活動推定技術高度化のための測定結果推定システムに向けたモデリング手法の研究開発
ポスター賞 若手部門
表彰元:(一社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ 革新的無線通信技術に関する横断型研究会 MIKA2018
受賞対象:「機械学習に基づく異常検知を用いた無線通信品質の劣化予兆検知」
内容:工場や倉庫内では高い無線の信頼性が求められ、所要の通信品質を実現するために、将来生じる通信品質の劣化を予測することが重要である。本発表では、機械学習に基づいた異常検知を利用して通信品質の劣化予兆を検知する方式を提案しました。
概要:講演日時点で33歳以下かつ本研究会おいて発表されたポスターの中から優れたものを選定し、表彰する。
研究資金:「機械学習に基づく異常検知を用いた無線通信品質の劣化予兆検知
テーマ:狭空間における周波数稠密利用のための周波数有効利用技術の研究開発
活動功労賞
表彰元:(一社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、過去3年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰
日本ロボット学会フェロー
表彰元:日本ロボット学会
受賞対象:萩田 紀博
内容:ロボットに関する科学技術の振興発展に多大な貢献をしたとして、その功績を評価されました。
概要:会の管掌する学術技術分野の発展に顕著な貢献をした正会員、もしくは本会の運営発展に顕著な貢献をした正会員に対し授与する称号。
時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞
表彰元:公益信託 時実利彦記念科学脳研究助成基金
受賞対象:Prefrontal cortex computing confidence as a late-stage read-out (0214180523002)
内容:脳画像、人工知能、数学的モデリングおよび神経物理学を組み合わせて、メタ認知及び意識の神経基盤を研究する。
概要:神経科学・脳科学分野における大学院学生による優秀な研究への助成により、同分野の若手研究者を顕彰し、日本における同分野の研究の更なる発展を促進することを目的とする。
研究資金:1JST1402
テーマ:ImPACT
(一財)全国危険物安全協会理事長表彰
表彰元:(一財)全国危険物安全協会
受賞対象:優良事業所
内容:危険物関係事業所等において、危険物の安全管理の推進に努めるとともに危険物の保安に関する行政の推進に協力し、国民生活の安全の保持に顕著な功績のあった優良事業所として、協会の30周年記念式典において表彰を受けました。
優秀発表賞
表彰元:韓国認知科学学会
受賞対象:「Brain decoding of auditory-induced cortical activity with deep neural network features」
内容:「Brain decoding of auditory-induced cortical activity with deep neural network features」についてのポスター発表
概要:2018KSCSにおいて最も優れた発表に対して表彰
テーマ:ImPACT, 科研費 基盤S, 科研費 新学術多元質感知
志田林三郎賞
表彰元:情報通信月間推進協議会会長表彰
受賞対象:情報通信の普及・発展に貢献した人物
内容:インターネット国際ゲートウェイの開発や、高速イン ターネットアクセス実証実験など、インターネット運 用技術の開発における学術的活動に尽力し、インター ネットの普及に多大な貢献をしました。
概要:情報通信の普及・発展に貢献した人物に贈られます
国際賞特別賞
表彰元:公益社団法人日本心理学会
受賞対象:これまでの優れた研究業績一連に対して
内容:オリジナルで国際的な研究業績について広く評価したもの
概要:国際的に特段に優れた研究業績をあげ心理学の発展に寄与した心理学者に与えられる (日本心理学会国際賞は国際的に特段に優れた業績をあげ、日本の心理学の発展に寄与された心理学者に与えられるもので、国内の心理学界において最も栄誉ある賞である)
テーマ:AMED脳科学研究戦略推進プログラム
 ImPACT
Recognition of Service Award
表彰元:Association for Computing Machinery(ACM)
受賞対象:ACMへのサービスの貢献に対して
内容:HRI2018 のGeneral Chairを担当したサービスへの貢献
概要:ACMへの貢献を表彰するもの
第33回電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術賞)
表彰元:電気通信普及財団、電子情報通信学会、情報通信学会
受賞対象:ヒトの脳活動パターンを深層ニューラルネットワーク等の人工知能モデルの信号に変換して利用することで、見ている画像に含まれる物体や想像している物体を脳から解読する技術の開発に成功
内容:「Generic decoding of seen and imagined objects using hierarchical visual features」 (Nature Communications、2017年5月)
概要:情報通信について社会科学的観点から追求するすぐれた著作/論文を表彰
テーマ:ImPACT, NEDO
Best Paper Award - First Runner-Up
表彰元:IEEE Internet of Things Initiative
受賞対象:国際会議 IEEE WF-IoT 2018論文
     「Scalable Distributed-Sensing Scheme with Prioritized Reporting for Multi-Band WLANs」
内容:This paper introduces research results of the distributed sensing scheme for multi-band WLANs. The proposed scheme enables high scalability of sensing reports in WLANs that may have a large number of stations such as IoT devices. The paper was presented at the IEEE 4th World Forum on Internet of Things, which was held during 05-08 February 2018 in Singapore.
概要:Our paper was selected as one of the three awarded papers (second place, first runner-up) in the IEEE 4th World Forum on Internet of Things.
テーマ:複数周波数帯域の同時利用による周波数利用効率向上技術の研究開発
Best Interactive Session (Finalist)
表彰元:The International Conference on Social Robotics 2017 (ICSR 2017)
受賞対象:Understanding anthropomorphism: Anthropomorphism is not a reverse process of dehumanization
内容:人の擬人化の能力はロボットと相互作用する際に重要な能力の1つである。HRIの分野ではロボットの人間らしさはHuman Nature(感情など)とUniquely Human(知性など)の2つの次元で表現されると言われていました。しかし、本研究はロボットの人間らしさはこの2次元では表現できないことを示しました。
概要:インタラクティブセッションにおいて行われた発表の内、優秀な発表に与えられる賞の候補に選定されました。
テーマ:石黒共生ヒューマンロボットインタラクション
Finalist of the best paper award
表彰元:ICSR2017
受賞対象:Do Audio-Visual Stimuli Change Hug Impressions?
内容:ロボットが人を抱擁する際に提示する視聴覚刺激によって、抱擁に対する印象がどのように変化するかを検証する実験を行いました。その結果、提示する視聴覚刺激と被験者の性別の組み合わせによって抱擁に対する印象が有意に変化することが明らかになりました。
概要:優秀な論文に与えられる賞の候補に選定されました。
テーマ:ロボットによる心地の良い撫で動作の実現とその応用
2017年度C&C賞
表彰元:公益財団法人NEC C&C財団
受賞対象:脳科学と人工知能の融合による精神疾患の革新的診断・治療法の開発
内容:脳科学と人工知能、及び情報学の高度な融合による先進的研究開発並びにその革新的精神医学への応用に関する貢献
概要:C&C技術分野、すなわち情報処理技術、通信技術、電子デバイス技術、およびこられの融合する技術分野の開拓または研究、あるいはこの分野の進歩がもたらす社会科学的研究活動に関し顕著な貢献のあった方を顕彰
テーマ:文科省脳プロ (日本の特長を活かした…)
NICT委託研究(複数モダリティー統合による…)
グローバルCOE (脳科学・工学融合…)
総務省委託研究 (高精度脳情報センシング…)
本田共同研究 (BNIによるロボット制御…)
AMED脳プロ (DecNefを応用した…)
内閣府ImPACT (脳情報の可視化と…)
NICT委託研究 (脳活動推定技術高度化の…)
JST ERATO、JST ICORP他
学術賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:評価の対象となる一連の研究の最新論文は表彰の時期の前年の12月までの10年間に発表されたものであり、評価対象の論文誌は問わない。
内容:神経回路学分野のみならず周辺関連分野にも強いインパクトがあり、極めて重要な業績をあげている。過去の受賞者と比較しても格別に優れた業績であり、受賞対象者として特段に評価されました。
概要:特に優秀な研究論文の公刊によって、長年に亘って神経回路学分野の発展に貢献した研究者に贈呈されます。
テーマ:文科省脳プロ(日本の特長を活かした…)
NICT委託研究(複数モダリティー統合による…)
グローバルCOE (脳科学・工学融合…)
総務省委託研究 (高精度脳情報センシング…)
本田共同研究 (BNIによるロボット制御…)
AMED脳プロ (DecNefを応用した…)
内閣府ImPACT (脳情報の可視化と…)
NICT委託研究 (脳活動推定技術高度化の…)
JST ERATO、JST ICORP他
活動功労賞
表彰元:一般社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:英文論文誌編集委員としての貢献
内容:電子情報通信学会通信ソサイエティ英文論文誌の編集委員として、過去5年間にわたって多数の論文を担当したことによる、論文誌編集に対する貢献
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰
平成28年度論文賞(第73回)
表彰元:電子情報通信学会
受賞対象:ROD-SAN: Energy-Efficient and High-Response Wireless Sensor and Actuator Networks Employing Wake-Up Receiver
内容:オンデマンド型の省電力無線センサ・アクチュエータネットワーク(ROD-SAN)を提案し、他の低消費電力化方式との比較、フィールド実験での結果について述べる。
概要:電子情報通信学会論文誌掲載論文のうち、優秀と認められた論文に贈られる賞
テーマ:Radio On Demand Networks技術を用いたオンデマンド型無線センサーアクチュエーターネットワーク(ROD-SAN)の研究開発
第12回電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞(チュートリアル論文賞)
表彰元:一般社団法人電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:電子情報通信学会和文論文誌(b)招待論文“大容量無線通信の実現に向けた非線形MU-MIMOの伝送性能評価”
内容:見通し内伝搬路での大容量無線伝送実現に向けた、vector perturbationに基づく非線形マルチユーザMIMOの信号処理方法と特徴を概説するとともに、LTE-Advancedの物理層をベースにしたシミュレーションと伝送実験によりその有効性を示した論文。
概要:通信ソサイエティ論文誌掲載論文のうち、特に優秀なサーベイ論文・招待論文に贈られる賞
テーマ:非線形マルチユーザMIMO技術の研究開発 (1SO11001-01)
連合大会奨励賞
表彰元:平成28年電気関係学会関西連合大会
受賞対象:小水 康寛 (受賞論文 “OFDMとGFDM共存時のOFDMへのキャンセリングキャリア適用による干渉低減の評価“)
内容:4G信号のOFDMにキャンセリングキャリア(CC)を適用し、5G信号の Generalized Frequency Division Multiplexing(GFDM)に対する帯域外輻射電力の低減効果と、干渉低減によるBER特性の改善効果を計算機シミュレーションにより評価した結果、帯域外輻射電力の減少、及び、隣接するGFDMのBER特性の改善を確認した。
概要:優秀な会員の育成と当該学会の発展を目的として、 講演発表した満35歳未満の新進の研究者または技術者に対する贈呈
テーマ:5Gに向けた高度化マルチキャリアによる柔軟な多元接続の研究開発
Best Video Award
表彰元:HRI 2017
受賞対象:Dylan F. Glas
内容:In the form of a hip-hop music video, we present two techniques for capturing and reproducing multimodal interactive social behaviors from human-human interaction examples using unsupervised learning, which we demonstrate using the mobile humanoid robot Robovie and the android ERICA.
概要:Best Video Award at the 2017 ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction
テーマ:ISHIGURO Symbiotic Human-Robot Interaction Project
Young Researcher Award
表彰元:IEEEコンピューテーショナル・インテリジェンス 日本支部
受賞対象:ヒト機能的MRIを用いた不安に関わる全脳機能的結合の同定
内容:不安傾向が強い健常者を対象に、ヒト機能的核磁気共鳴法を用いて不安誘発状態と非不安状態の二種類の脳活動を複数回取得した。そこから不安状態に関わる脳活動を同定し、その不安に関わる脳活動が被験者を超えて共通していることを示した。更に、国外の大規模安静時脳活動データを用いることにより、それらの神経基盤が日常的な不安度とも関連していることを示した。
概要:IEEE CISJの領域に関連の深い研究会・シンポジウムにて35歳以下の若手研究者の中から優れた論文発表者でかつ第一著者を年間通して数名表彰するもの。
テーマ:DecNefを応用した精神疾患の診断・治療システムの開発と臨床応用拠点の構築
ベストペーパー候補
表彰元:インタラクション2017
受賞対象:ロボットからの抱き返しは向社会的行動と相互作用を促進するか
内容:ロボットが人を抱き返す行為が、人々の向社会的行動やロボットとのインタラクションにどのような影響をもたらすかを明らかにすることを検証する実験を行った。その結果、ロボットに抱き返された被験者は、ロボットに抱き返されなかった被験者に比べて、より多くの募金を行う傾向を示すことと、よりインタラクションを継続することが明らかになった。
概要:優秀な論文に与えられる賞の候補に選定された。
テーマ:ロボットによる心地の良い撫で動作の実現とその応用
Innovators Under 35 Mexico 2016
表彰元:MIT Technology Review
受賞対象:Christian Penaloza
内容:Award was given for the development of an intelligent Brain-Machine Interface (BMI) that uses artificial intelligence to learn user’s commands, thus reducing the mental fatigue caused by constantly concentrating on controlling home appliances. The design approach of the system may benefit patients who need a BMI by reducing daily care costs, increase their independence and improve their quality of life.
概要:MIT Technology Review’s Innovators Under 35 Mexico recognizes Mexican young minds with the most creative and impressive technological projects in the country, encouraging the largest global network of innovators transforming the world.
2016年度 第4回ベスト・プロデュース賞
表彰元:一般社団法人 日本生活文化推進協議会
受賞対象:石黒研究室
内容:ロボット研究において、欲求、感情、意識といった人間科学の分野で未だ明確に理解されない問題について挑戦的に取り組み、認知科学・脳科学・人工知能・社会心理学・芸術などの複合領域に枠組みを広げ、研究開発環境をプロデュースし、独創的な人と関わるロボットの研究開発に世界に先駆けて取り組んできた功績。
概要:日本の生活文化を育む環境作りへの貢献や、伝統文化の価値をよりグローバルに未来志向で活かす活動の顕彰。
Finalist of Best Student Paper Award
表彰元:HAI2016
受賞対象:Alignment Approach Comparison between Implicit and Explicit Suggestions in Object Reference Conversations
内容:ロボットが対話相手に明示的に物体指示方法を依頼する場合と、暗黙的に物体指示方法を引き込む場合で、物体認識精度やその印象に差異が現れるかを確認した。実験の結果、暗黙的に物体指示方法を引き込む対話戦略は、明示的に依頼する場合と同等の物体認識性能を実現しつつ、対話相手に与える負担を減少させました。
概要:To recognize the most outstanding paper appearing in the proceedings of HAI’16, for which the first author is a student.
テーマ:人から適切な情報量の指示行動を引き込む指示物体認識ロボットシステムの実現
Finalist of Best Student Paper Award
表彰元:HAI2016
受賞対象:Communication Cues in Human-Robot Touch Interaction
内容:ロボットが人と接触を行う際の、ロボットの視線や触れ方がもたらす影響の変化に関する調査を行いました。実験の結果、触れ方によってロボットに対する総合的な印象に有意な差が得られました。
概要:To recognize the most outstanding paper appearing in the proceedings of HAI’16, for which the first author is a student.
テーマ:ロボットによる心地の良い撫で動作の実現とその応用
2015年度 衛星通信研究賞
表彰元:一般社団法人電子情報通信学会 衛星通信研究専門委員会
受賞対象:研究会論文 “スペクトラム制御衛星通信システム実証実験” ~スペクトラム分解伝送技術、スペクトラム圧縮伝送技術、回線割当技術~
内容:衛星通信の大容量化に向けた伝送技術(スペクトラム分解伝送、スペクトラム圧縮伝送、多偏波空間多重伝送)と、これらを用いた通信の動的回線割当を行う技術の実衛星回線を用いた実証実験に関する発表。
概要:衛星通信研究会での発表のうち、特に優秀であり今後の活躍が期待できると認められた発表論文。
テーマ:動的偏波・周波数制御による衛星通信の大容量化技術の研究開発
電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞
表彰元:電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:“Configuration of MIMO System Using Single Leaky Coaxial Cable for Linear Cell Environments” IEICE ComEX, Vol. 4, no. 5, pp. 143-148 (2015).
内容:従来は2本のアンテナが必要な2x2MIMOを、1本の漏洩同軸ケーブル(LCX)の両側給電により実現した。周波数利用効率2倍を達成できることや安定したMIMO実現のためのLCXの電波放射条件を実験により示した。
概要:電子情報通信学会通信ソサイエティが発行する電子レター誌Communications Express において最優秀レター(年間1件)に与えられる賞である。
テーマ:漏洩同軸ケーブルによる高密度配置リニアセルMIMOシステムの研究開発
日本ITU協会賞「特別功労賞」
表彰元:一般財団法人日本ITU協会
受賞対象:
内容:衛星システム設計手法の多くの研究成果をCCIR/ITU-Rの国際標準に反映させた他、多くの議長、副議長という要職を歴任し、日本の国際的な立場の向上に大きく貢献した。後継者の育成にも努め、日本からITU-R、ITU-Tの役職者を多数輩出させた。
第12回IEEE関西支部学生研究奨励賞
表彰元:IEEE関西支部
受賞対象:Estimating joint movements from observed EMG signals with multiple electrodes under sensor failure situations toward safe assistive robot control (0214150218006)
内容:本研究では、多チャネル筋電信号情報に基づき安全に動作アシストロボットを制御するための、頑健なヒトの動作推定方法を提案した。提案手法では、センサ異常を筋協調に注目した教師無し学習の枠組みで検出することで、正常な情報からヒトの運動を推定する。これによりセンサ欠損に頑健な制御が可能となった。
概要:次の条件内において、優れた英文論文を発表し、本会分野の発展への将来の貢献が期待される関西支部の学生員に与えられる。条件1) IEEE の発行する論文誌やジャーナル等に掲載された論文で、第1著者であること。条件2) IEEE 主催、共催又は協賛の研究発表会 (国際会議を含む) で、英文プロシーディングス等に掲載された論文で、第1著者であり、原則として学生本人が登壇して発表していること
テーマ:BMIリハビリテーションのための上肢・下肢外骨格ロボットの開発と制御
2015年 ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ナレッジ賞
表彰元:ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム財団
受賞対象:石黒 浩
内容:人と関わるロボットに関する先駆的研究
概要:世界のナレッジ普及のリーダーで開発努力の支持者であるムハンマド・ビン・ラシド・マクトム財団(MBRF)により、ナレッジ普及に貢献した国際的人物に授与される賞
Outstanding Research Award
表彰元:HAIシンポジウム2014
受賞対象:発表論文「子どもによるロボットへのいじめ行為の要因探索」
内容:街角で活動するロボットは、子供たちに執拗に妨害されたり、悪口・暴力のような「いじめ行動」を受けることがある。インタビュー調査によりその原因を調べた。子供たちは、ロボットに人らしさを感じ、迷惑になっていることを認知しながらも、楽しいから、他の子供もやっているから、といった理由でいじめ行動を行っていた。
概要:HAIシンポジウム2014で発表された論文の中で、特筆すべき優れた研究であると評価されたことを賞する
テーマ:人間関係を理解する対話ロボットの実現
山下記念研究賞
表彰元:情報処理学会
受賞対象:論文「広帯域離散OFDM技術における適応変調制御方式の基本性能評価」
内容:総務省総務省 電波資源拡大のための研究開発「広帯域離散OFDM技術の研究開発」における適応変調制御方式の基本的な性能評価結果について、マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2014で発表を行った論文が、優秀であると認められ、受賞しました。
概要:前年度の研究会およびシンポジウム発表論文のうち、優秀なものを選び、その発表者に対して与えられる賞。
テーマ:広帯域離散OFDM技術の研究開発
第33回大阪科学賞
表彰元:大阪府、大阪市、一般財団法人大阪科学技術センター
受賞対象:脳情報デコーディング法の開発と夢の解読
内容:世界に先駆け非侵襲脳計測信号を機械学習アルゴリズムを用いて解読する「脳情報デコーディング」法を開発し、詳細な認知情報を脳計測信号から解読する方法を次々と発表、BMIや臨床応用の道を切り拓いた。
概要:創造的科学技術の振興を図り、21世紀における新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として、将来有望な若手研究者で顕著な研究成果をあげた方に対し授与するもの
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの総合的研究開発
脳の仕組みを活かしたイノベーション創成型研究開発
応用脳科学コンソーシアム・ニューロデザイン研究会に関わる脳情報デコーディング技術研究に関する共同研究
脳活動を用いたデザイン生成技術の開発
脳情報復号化に基づくコミュニケーション技術の研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
BNTによるロボット制御
ImPACT
通信ソサイエティ功労顕彰状
表彰元:一般社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:2013年5月˜2015年5月、研究専門委員会委員長として学会運営に従事しました。
内容:フォトニックネットワーク研究専門委員会 委員長として学会運営に寄与した。
概要:通信ソサイエティの研究専門委員会(時限研究専門委員会を含む)委員長または編集委員会委員長を1年以上に渡り務められ退任された功労者に、本ソサイエティ研究会の運営に関する貢献に対して功労顕彰状を贈呈する。
研究奨励賞
表彰元:一般社団法人 日本ロボット学会
受賞対象:人間協調型移動ロボットによるコンクリート打音検査記録システム
内容:本研究では、コンクリート打音検査において、屋内、小型建造物、インフラ設備の付帯設備周辺など、近年開発が進められている完全自動型の検査システムの適用が煩雑な場所の検査をロボットでサポートすることを目的とし、人間の作業者が叩き、ロボットがその位置と音を記録する協調型の検査システムを構築しました。
概要:研究発表を奨励し、若手研究者を積極的に育成することを目的とし、学術講演会において優れた研究発表を行った新進の研究者または技術者に進呈されます
テーマ:複数のマイクロホンアレイの連携による音環境知能技術の研究開発
活動功労賞
表彰元:一般社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、過去3年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献。
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰
第13回 産学官連携功労者表彰 環境大臣賞
表彰元:環境省
受賞対象:データセンタの抜本的低炭素化とオフィス等への廃熱利用に関する共同技術開発
内容:産学官の連携によるオープンイノベーションにより、データセンタの消費電力3大要素であるICT機器、空調、電源についての個別技術開発に加えて3大要素の総消費電力が最小になるように連携制御する「統合マネージメントシステム」を導入することで、個別技術開発の積み上げだけでは達成できない70%の省エネを実現しました。
概要:産学官連携活動推進に多大な貢献をした成功事例に対してその功績を称え産学官連携の更なる進展に寄与する。
テーマ:データセンタの抜本的低炭素化とオフィス等への廃熱利用に関する共同技術開発
学生奨励賞
表彰元:人工知能学会
受賞対象:脳情報に機械学習を用いることによる、精神疾患(強迫症/強迫性障害)患者の判別
内容:核磁気共鳴画像法により取得した精神疾患(強迫症/強迫性障害)患者と健常者の安静時脳活動を使った各群の判別を行った。その後、それら患者・健常者の意思決定課題における行動パラメータの推定を行い、それらパラメータと患者と健常者の脳活動との関連を示しました。
概要:2015年度人工知能学会全国大会にて学生により発表された研究のうち、新規性·有用性がある優秀なものに対して与えられる賞。
テーマ:DecNefを応用した精神疾患の診断·治療システムの開発と臨床応用拠点の構築
感謝状
表彰元:木津防犯協会
受賞対象:政府要人の学研視察時の警備への協力等に対し授与されたものです。
内容:多年にわたり木津防犯協会会員として、協会の運営と発展に寄与するとともに、防犯思想の普及と地域安全活動の推進に多大な貢献をしました。
2014年度 日本基礎心理学会 優秀発表賞
表彰元:日本基礎心理学会
受賞対象:倒立は質的にも量的にも顔処理を変化させる
内容:ヒトの物休認識能力は様々な見え方に対して頑健であるが、顔が逆向きに呈示されると、その認識能力は格段に低下する。本研究では、機能的磁気共鳴画像法を用いてこの顔倒立効果の神経機構について検討した。その結果、特に顔処理に関する神経ネットワークにおける領域間結合が顔倒立効果に関与していることが分かった。
概要:日本基礎心理学会の大会における若手研究者(主発表者が35歳未満)の優秀な発表に対して授与される
2014年度 日本基礎心理学会 優秀発表賞
表彰元:日本基礎心理学会
受賞対象:運動視の同化・対比と脳内の神経伝達物質との関係
内容:運動視の時間的な同化や対比の現象の個人差と神経機構の関連性について磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)法を用いて検討した。その結果、個人差を反映する行動成績とMT野や前部帯状皮質におけるGABA濃度・グルタミン酸の濃度の間に関係があることが示唆されました。
概要:日本基礎心理学会の大会における若手研究者(主発表者が35歳未満)の優秀な発表に対して授与される
日本ITU協会賞  国際協力賞
表彰元:一般財団法人日本ITU協会
受賞対象:
内容:総務省の委託研究開発に従事し、災害時に被災地へ搬入して通信を迅速に応急復旧させることが可能な移動式ICTユニットの技術を確立しました。その成果をITU-Dプロジェクトによるフィリピンでの実証実験やITU-T標準化活動等へ積極的に展開しました。
概要:世界の情報通信および放送分野における功績ならびに功労者に対する賞
US WInnComm 2015 Best Paper Award
表彰元:Wireless Innovation Forum
受賞対象:国際会議発表論文 “Experimental Evaluation of a QoE-Oriented Network Management for Wireless LAN in Shared Spectrum Band”
内容:複数システムが混在する共用無線周波数帯においてユーザの体験品質に基づいて無線ネットワークの制御を行う技術の検証実験結果に関する発表
概要:Wireless Innovation Forum Conference on Wireless Communications Technologies and Software Defined Radio (WInnComm 2015) における Best Papers Awards
テーマ:M2M型動的無線通信ネットワーク構築技術の研究開発
Best Enabling Designs Nomination
表彰元:10th ACM/IEEE international conference on Human-Robot Interaction
受賞対象:May I help you? –Design of human–like polite approaching behavior–
内容:ショッピングセンターのサービススタッフがお客との対話を開始するときの振る舞いを観察し、それをもとに、ロボットが人と対話を開始するための振る舞いのモデル化を行いました。本研究のモデルを実装したロボットは従来の手法よりもより効率的な対話を開始できたことをフィールド実験で確認しました。
概要:この賞は国際会議に採択されたEnabling Designsの分野の論文において上位5%であったものに贈られる賞
テーマ:ロボットによる街角の情報環境の構築
Best Enabling Field Studies Award
表彰元:The 10th ACM/IEEE International Conference on Human Robot Interaction
受賞対象:Escaping from Children's Abuse of Social Robots
内容:街角でサービスするロボットについて、子供たちが引き起こすロボットいじめの発生をモデル化し、シミュレーションに基づいた行動プランニングを周期的に行うことで、状況に応じて、事前にいじめを回避するシステムを提案しました。
概要:学会で採択されたフルペーパー(ポスター、デモやビデオを除く)のうち最も優れた論文に贈られる賞
テーマ:ロボットによる街角の情報環境の構築
優秀プレゼンテーション賞
表彰元:情報処理学会マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2014 アワード委員会
受賞対象:論文「広帯域離散OFDM技術における適応変調制御方式の基本性能評価」の発表
内容:総務省(電波利用料)の委託研究「広帯域離散OFDM技術の研究開発」における、適応変調制御方式の基本的な性能評価結果について、マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2014で発表を行い、優れたプレゼンテーションを行ったということで受賞しました。
概要:マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2014で、優れたプレゼンテーションを行った発表者に与えられる賞
テーマ:広帯域離散OFDM技術の研究開発
1st Prize of IEEE GCCE 2014 Excellent Paper Award
表彰元:IEEE Consumer Electronics Society
受賞対象:4-by-4 MIMO Channel Using Two Leaky Coaxial Cables (LCXs) for Wireless Applications Over Linear-cell
内容:放射特性の異なる2本のLCXを組み合わせた1条のケーブルにより4x4 MIMOを実現するシステムを提案し、その有効性を示しました。提案したLCXによるMIMOシステムは、コスト削減効果と設置スペース制約条件が緩和できる特長から、リニアセルへの実用展開が期待されます。
概要:IEEE CEソサイエティが主催する国際会議 Global Conference on Consumer Electronics (GCCE) における最優秀論文賞。
テーマ:漏洩同軸ケーブルによる高密度配置リニアセルMIMO システムの研究開発
2014年度 グッドデザイン賞
表彰元:公益財団法人日本デザイン振興会
受賞対象:なら平城京歴史ぶらり
内容:歴史ストーリー体験アプリとしてこれまでに前例のない革新的な企画で、これからの新しいサービスとして、日本の観光業界に大きな貢献が期待される。インターフェースも完成度が高く、ユーザーが直感的に、しかも楽しんで操作ができる。コンテンツとしての完成度が高いとの評価を得た。
概要:1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み
貢献賞
表彰元:一般社団法人 電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ
受賞対象:ソサイエティ運営
内容:基礎・境界ソサイエティ「会計幹事」としての貢献
概要:基礎・境界ソサイエティにおける各種の活動において、電子情報通信学会の会員、非会員を問わずソサイエティに多大なる貢献をした個人もしくは団体が表彰されます。
Nomination for KROS / RSJ Distinguished Interdisciplinary Research Prize
表彰元:23rd IEEE International Symposium on Robot and Human Interactive Communication
受賞対象:How to Train Your Robot - Teaching service robots to reproduce human social behavior
内容:Developing interactive behaviors for social robots presents a number of challenges. It is difficult to interpret the meaning of the details of people’s behavior, particularly non-verbal behavior like body positioning, but yet a social robot needs to be contingent to such subtle behaviors. It needs to generate utterances and non-verbal behavior with good timing and coordination. The rules for such behavior are often based on implicit knowledge and thus difficult for a designer to describe or program explicitly. We propose to teach such behaviors to a robot with a learning-by-demonstration approach, using recorded human-human interaction data to identify both the behaviors the robot should perform and the social cues it should respond to. In this study, we present a fully unsupervised approach that uses abstraction and clustering to identify behavior elements and joint interaction states, which are used in a variable-length Markov model predictor to generate socially-appropriate behavior commands for a robot. The proposed technique provides encouraging results despite high amounts of sensor noise, especially in speech recognition. We demonstrate our system with a robot in a shopping scenario.
概要:Nominated for Distinguished Interdisciplinary Research prize in RO-MAN 2014
テーマ:人間関係を理解する対話ロボットの実現
大会奨励賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:Neural link between obsessive compulsive disorder and delay discounting
内容:重大な精神疾患である強迫性障害と、衝動性の指標である時間割引率との関連を示した研究。被験者が何もしていない時の脳活動から、大量のデータから予測・判別を行う機械学習の技術を用いて、被験者の時間割引率を予測しました。更に、時間割引率に関連する脳情報を用いて強迫性障害患者と健常者の判別が可能なことを示しました。
概要:平成26年度日本神経回路学会年次大会にて発表された研究のうち、これまでに受賞経験の無い35歳以下の若手5名以下に与えられる賞です。本年度は2名が選出されました。
テーマ:DecNefを応用した精神疾患の診断・治療システムの開発と臨床応用拠点の構築
The 2014 World Technology Awards
表彰元:the World Technology Network (The WTN) in association with Fortune and TIME
受賞対象:Honor Innovators & Leaders who have made significant & impactful contributions.
内容:The World Technology Awards are a prestigious honor conferred annually upon individuals & organizations conducting "innovative and impactful work with the greatest likely long-term significance" in the fields of science, technology & other related disciplines
概要:論文賞は、すべての査読つき論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものを選び、その著者に贈呈されます。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの総合的研究開発
脳の仕組みを活かしたイノベーション創成型研究開発
脳 科学・工学融合研究 脳と情報・機械の融合
応用脳科学コンソーシアム・ニューロデザイン研究会に関わる脳情報デコーディング技術研究に関する共同研究
脳活動を用いたデザイン生成技術の開発
脳情報復号化に基づくコミュニケーション技術の研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
BNTによるロボット制御
日本神経回路学会論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:Neural decoding of visual imagery during sleep, Science誌
内容:睡眠中の脳活動パターンから見ている夢の内容の解読に成功(サイエンス誌)
概要:論文賞は、すべての査読つき論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものを選び、その著者に贈呈されます。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの総合的研究開発
脳の仕組みを活かしたイノベーション創成型研究開発
画像に対する印象の脳情報デコーディング
伊藤龍男 賞
表彰元:IEEE MTT ソサイエティ
受賞対象:Uni-Travelling-Carrier Photodiode Module Generating 300 GHz Power Greater Than 1mW
内容:一般に高周波になるにつれて出力が低下するため、300GHz帯では数十μW級が一般的であるが、複数のUTC-PDをパワー合成することによって、300GHz帯で1mWの出力を可能にするモジュールを実現しました。
概要:IEEE MTT-Sの最新の研究成果を扱うMicrowave and Wireless Components Lettersで2012年に掲載された論文の内で最優秀のものに贈られる賞。
近畿情報通信協議会会長表彰
表彰元:近畿総合通信局・近畿情報通信協議会
受賞対象:スマートフォン等の端末と全地球測位システムの連動による地図サービスちずぶらりの開発
内容:普及著しいスマートフォン等の端末において全地球測位システムと連動しイラストマップや古地図上に現在位置を表示可能な地図サービス「ちずぶらり」を開発し、地域住民主導の観光データ作成を容易な作業で実現させ、地域固有のデジタルアーカイブの利活用の推進による地域振興に貢献しました。
概要:電波及び情報通信分野の発展に貢献した個人・団体に対する表彰。
第7回 日本木材学会論文賞(2013年度)
表彰元:日本木材学会
受賞対象:100 GHzミリ波の木材透過に及ぼす年輪の影響
内容:ミリ波技術を木材の非破壊評価に応用するために、木材を透過した100 GHzミリ波の挙動に及ぼす年輪の影響について調べ、測定したすべての複素振幅は回折モデルを用いて良好に説明できることを明らかにしました。
概要:2013年度、日本木材学会における論文の中で、最優秀な論文に贈られる賞
LODチャレンジJAPAN2013 チャレンジデー賞
表彰元:LODチャレンジ実行委員会
受賞対象:大阪市の施設情報・防災情報のLOD
内容:大阪では、LOD技術とHTML5やJavaScriptなどのWeb技術、そして、大阪市をはじめ、様々な機関、コミュニティ等が公開しているオープンデータが「つながる」ことで、新たなイノベーションの入口となるアプリケーション開発を目標とした「ハッカソン」を行った。
賞の概要:LODの普及を目的とした活動を行う日本最大のコンテストで優秀な作品に与えられる賞です。
テーマ:グローバルイノベーション創出支援業務
※LODハッカソン関西:ATRが代表を務める共同事業体innovate!osakaと㈱ATR Creativeなどが実施したハッカソンイベント
「Linked Open Dataハッカソン関西」
アウト スタンディング ペーパー アワード
表彰元:IEEE International Conference on Advanced communications Technologies 2014
受賞対象:Adaptive Frequency Offset Estimation for Practical Satellite Communication Channels
内容:We have recently implemented a poly-polarization multiplexing (PPM) system as a hardware prototype in order to demonstrate its high spectral-efficiency in a satellite channel. In order to reduce the latency, we propose to measure the average noise power and select an efficient frame averaging length using a look-up-table. We show that the benefits of the proposed adaptive architecture can be extended to short UW lengths through increasing the separation of the UW symbols. Performance results show that the size of the averaging window can be reduced whilst maintaining a target BER.
概要:通信分野全般にわたる発表267件の中から選ばれた顕著な内容を有する発表成果に与えられる賞
テーマ:衛星通信
第10回 日本学術振興会
表彰元:独立行政法人 日本学術振興会
受賞対象:受賞対象者は、人文・社会科学及び自然科学の全分野において、45歳未満で博士又は博士と同等以上の学術研究能力を有する者のうち、論文等の研究業績により学術上特に優れた成果をあげている研究者
内容:脳情報デコーディング法の開発
概要:将来の学術研究のリーダーとして活躍することが期待される、創造性に富み優れた研究能力を有するフレッシュな研究者をいち早く顕彰することにより、若手研究者の研究意欲を高め、研究の発展を支援する。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの総合的研究開発
脳の仕組みを活かしたイノベーション創成型研究開発
脳科学・工学融合研究 脳と情報・機械の融合
応用脳科学コンソーシアム・ニューロデザイン研究会に関わる脳情報デコーディング技術研究に関する共同研究
脳活動を用いたデザイン生成技術の開発
脳情報復号化に基づくコミュニケーション技術の研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
BNTによるロボット制御
インタラクティブアート部門 優秀賞
表彰元:2013 アジアデジタルアート大賞展
受賞対象:Paranga
内容:電子書籍で失われた、従来の印刷物を媒介とした読書形態における紙の触感や本の形状といった物理的性質に着目し、電子書籍が有するインタラクティブ性と、紙の本の物理的性質を組み合わせたエンタテイメントデバイスを提案しました。
概要:応募された作品のうち、インタラクティブアート部門で特に優秀と評価された作品に贈られる賞。
最優秀論文賞
表彰元:Malaysia International Conference on Communications 2013
受賞対象:Performance of Frequency Recovery Algorithms for a Poly-Polarization Multiplexing Satellite System
内容:In order to enhance the performance of our recently proposed poly-polarization multiplexing (PPM) satellite system, we have investigated the performance benefits of distributing the unique word (UW) symbols. The mean square error is calculated for different correlation based algorithms with increasing pilot spacing. We show that pilot separation provides an additional means to improve performance without increasing latency or complexity. A modified estimator is also proposed that can operate with an arbitrary UW symbol spacing and increased frequency offset range.
概要:最優秀論文賞(会議発表で受賞4賞)
テーマ:衛星通信
日本認知心理学会優秀発表賞
表彰元:日本認知心理学会
受賞対象:ミラーニューロンシステムにより促進される音声知覚
内容:話者の顔を見ることにより会話の理解が促進されるメカニズムは、話者のリズムに聴取者の脳波が引き込まれることによる音声理解の促進であると考えた。 我々の研究で、話者の発話リズムの周波数帯域に聴取者の脳波の引き込み同期が観察され、我々の仮説を支持する実験的結果が得られました。
概要:日本認知心理学会第10回大会の発表における優秀な発表に対して授与されます。
活動功労賞
表彰元:電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:通信ソサイエティにおける研究専門委員会運営等に関する献身的活動と学術交流活性化への寄与
内容:ソフトウェア無線研究専門委員会幹事として、1年半の任期中に9回の研究会・1回の国際ワークショップのほか、総合大会・ソサイエティ大会を企画・運営し、研究会の活動と発展に多大なる貢献を行ったことに対して表彰を受けました。特に国際ワークショップでは、欧州におけるコグニティブ無線に関するFP7プロジェクトへの参加機関のメンバーを日本に招致し、技術交流だけでなく国際連携を深める機会を設けたことによる貢献を高く評価されましました。
概要:電子情報通信学会通信ソサイエティにおける事業企画・参画または論文誌の査読により、ソサイエティの活性化に多大な貢献をされた功労者に贈呈されます。
Outstanding Research Award 優秀賞
表彰元:HAI シンポジウム2012
受賞対象:ヒューマンロボットインタラクションにおけるsocial touch
内容:人―人の社会的関係において、身体接触は非常に重要な役割を担っている。 日常生活におけるちょっとした身体接触も強い感情経験を引き起こすことができる。 身体接触は他者の信頼を勝ち得るための、また、他者を説得するための道具にもなりうる。 このような社会的行動としての身体接触はSocial Touchと呼ばれる。 Social Touch は、我々の感情、コミュニケーションに強く影響すると考えられている。 本研究では、ロボットからの身体接触がSocialTouch になりうるかを検討しました。
概要:以下のいずれかの点で優れた発表に対して贈呈されます。
・HAI研究に対して、新しい視点を与える研究である(研究の新規性)
・HAI研究に大きな影響を与えうる研究である(研究の影響力)
・HAI研究として完成度の高い研究である(研究の完成度)
テーマ:ユビキタスセンサに基づく対話行動認識プラットフォーム
Working Group Chair Award
表彰元:IEEE Standards Association
受賞対象:For contributing to the development of IEEE Standard for Interface and Protocols Enabling Distributed Decision Making for Optimized Radio Resource Usage in Heterogeneous Wireless Networks
内容:IEEE 1900.4 WG議長として、新規標準規格IEEE Std 1900.4.1-2013 (ヘテロジニアス無線ネットワークにおける無線リソース利用自律最適化のためのインタフェース及びプロトコル)の策定における顕著なリーダーシップ及び技術的貢献を評価され、表彰を受けました。
概要:IEEE標準化ワーキンググループの議長、副議長、編集者等に対して、標準規格策定における功績を認め、当該標準規格刊行を記念して贈呈される。
2012年度第27回塚原仲晃記念賞
表彰元:公益財団法人ブレインサイエンス振興財団
受賞対象:生命科学の分野において独創的な研究を行っている50歳以下の研究者
内容:脳情報デコーディング法の開発
概要:脳の記憶・学習のメカニズムの研究に一生を懸け世界的な成果を残した塚原仲晃教授の業績を称える為設けられた賞
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの総合的研究開発
脳の仕組みを活かしたイノベーション創成型研究開発
脳科学・工学融合研究 脳と情報・機械の融合
脳活動を用いたデザイン生成技術の開発
脳情報復号化に基づくコミュニケーション技術の研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
BNTによるロボット制御
審査員特別賞  シティデータ賞
表彰元:Linked Open Data チャレンジ Japan
受賞対象:さばえぶらり
内容:ローカル情報が思考的観点からピンポイントで視覚的に得られ、地域のオープンデータの活用事例として、手本となるようなアプリであり、さらに手描きマップとの連携など親しみやすいインタフェースでの情報提供である点。 自治体オープンデータの商業利用の可能性を感じさせた点が評価されました。
概要:様々な分野でLODの仕組みづくりやデータづくり活動への賞
データ/基盤提供パートナー賞  横浜市芸術文化振興財団賞
表彰元:Linked Open Data チャレンジ Japan
受賞対象:横浜Maps
内容:アプリを立ち上げると横浜の街にYAN(ヨコハマ・アートナビ)マークのピンが散らばっており、多くのイベントが、可視化でき、当日開催のマークピンは色を変えるなど一目瞭然。 スマートフォン対応での観光に役立つことが期待され、アートイベントであふれる文化観光都市・横浜をアピールできるアプリであることが評価されました。
概要:様々な分野でLODの仕組みづくりやデータづくり活動への賞
ベスト レイト ブレイキング レポート ノミネーション
表彰元:第8 ACM/IEEE人とロボットのインタラクション国際会議
受賞対象:Measurement of Rapport-Expectation with a Robot
内容:The focus on humans' expectation of rapport with robots as a factor in long-term human-robot interaction. The research has been on developing a psychological scale for measuring the rapport. This paper reports the development process and the results of the pilot test showing the possibility that the scale can measure the differences of individuals’ expectations of rapport with robots dependent on their types and contexts
概要:nominated as one of the most excellent short papers (poster)in HRI2013
テーマ:ロボットとの信頼関係と振る舞い
ロボットが人々から会話を学ぶ
人ロボット共生学総括班
ベストフルペーパー賞
表彰元:第8 ACM/IEEE人とロボットのインタラクション国際会議
受賞対象:Will I bother here - A robot anticipating its influence on pedestrian walking comfort
内容:Robot working among pedestrians sometimes causes congestion. Our method uses three models of: a. pedestrian flow, b. pedestrian interaction, and c. walking comfort, combines them to simulate situations where it moves between pedestrians, and predicts how much it would affect the pedestrian walking comfort.
概要:学会で採択されたフルペーパー(ポスター、デモやビデオを除く)のうち最優秀と判断された論文に与えられる賞
テーマ:ロボットによる街角の情報環境の構築
ベストフルペーパー賞
表彰元:第8 ACM/IEEE人とロボットのインタラクション国際会議
受賞対象:It's Not Polite to Point: Generating Socially -Appropriate Deictic Behaviors towards People
内容:Pointing behaviors are used for referring to objects and people in everyday interactions, but the behaviors used for referring to objects are not necessarily polite or socially appropriate for referring to humans. In this study, we confirm that although people would point precisely to an object to indicate where it is, they were hesitant to do so when pointing to another person. We propose a model for generating socially-appropriate deictic behaviors in a robot. The model is based on balancing two factors: understandability and social appropriateness. In an experiment with a robot in a shopping mall, we found that the robot’s deictic behavior was perceived as more polite, more natural, and better overall when using our model, compared with a model considering understandability alone.
概要:nominated as one of the most excellent articles in HRI2013
テーマ:ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発
Outstanding Paper Award
表彰元:The 15th International Conference on Advanced Communication Technology (ICACT2013)
受賞対象:Introduction of Dual Regularization Parameters to Improve the Performance of MMSE based Vector Perturbation<
内容:本稿ではMMSE重みを使用するVPにおいて、空間フィルタリング重みとperturbation vector探索に用いる重みの生成に際して、それぞれ異なる正則化パラメータを使用することで伝送性能が改善できることを、計算機シミュレーションにより確認するものである。
概要:顕著な内容を有する投稿論文に与えられる賞
テーマ:非線形マルチユーザMIMO技術の研究開発
IEEE Region 10 Outstanding Volunteer Award
表彰元:IEEE ASIA-PACIFIC REGION 10
受賞対象:Life Members Affinity Group of Tokyo Section (LMAG-Tokyo)の設立、及びIEEE会員の成長・発展をはじめとする顕著な貢献
内容:自身の信条でもある“次世代への知と経験の継承”を目標に掲げLAMG-Tokyoを設立し、若い世代のみならず年長会員に様々な刺激をもたらしました。 また、長年にわたりIEEE会員の成長・発展に尽くし、企業所属会員の増加や更新率の向上に貢献しました(ATR 関係者4名を含め20名に及ぶフェロー昇格を実現)。 高い評価を得ているATRや(社)情報通信技術員会の設立にも熱心に取り組み、NTTおよびATRでの長年の幹部経験で培われたリーダーシップや経営手腕、幅広い人脈を活かし、ITU前事務総局長の講演会等を実現させました。
概要:ボランティア活動によるIEEEアジア太平洋地域(会員数7万人超を誇るIEEE最大規模のRegionの一つ)への顕著な貢献に対し贈られる賞
【日本で初めての受賞】
SI2012 優秀講演賞
表彰元:第13回 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
受賞対象:ロボット対話サービスのためのフレームワーク RoIS
内容:OMG (Object Management Group) において標準化が進められているロボット対話サービスのためのフレームワーク RoIS (Robotic Interaction Service) の仕様について、2013年初頭に発行が見込まれる RoIS 1.0 の最終仕様と今後の展開について紹介しました。
概要:SI2012で発表された論文のうち、各分野で評価が高かった論文を、優秀講演賞として表彰する。
テーマ:ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発
SI2012 優秀講演賞
表彰元:第13回 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
受賞対象:ライフサポート型ロボットサービスのための UNR プラットフォームの実装
内容:日常生活を支援するロボットサービスの構築を目的として公開したユビキタスネットワークロボット(UNR)プラットフォームについて、 その概要と UNR プラットフォーム上でのロボットサービスの開発方法について紹介しました。
概要:SI2012で発表された論文のうち、各分野で評価が高かった論文を、優秀講演賞として表彰する。
テーマ:ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発
SI2012 優秀講演賞
表彰元:第13回 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
受賞対象:UNR プラットフォームを用いたロボットサービスの開発
内容:日常生活を支援するロボットサービスの構築を目的として公開したユビキタスネットワークロボット(UNR)プラットフォームについて、その概要と UNR プラットフォーム上でのロボットサービスの開発方法について紹介しました。
概要:SI2012で発表された論文のうち、各分野で評価が高かった論文を、優秀講演賞として表彰する。
テーマ:ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発
2012 IEEE AP-S Japan Chapter Young Engineer Award
表彰元:IEEE AP-S Japan Chapter
受賞対象:・“Experimental Characterization of Microwave Radio Propagation in ICT Equipment for Wireless Harness
 Communications”, IEEE Trans. Antennas Propagat., vol.59, no.12, pp4757-4765, Dec.2011(*1)
・Efficient Gain Optimization Techniques for Azimuth Beam/Null Steering of Inverted-F Multiport Parasitic Array
 Radiator (MuPAR) Antenna”, IEEE Trans. Antennas Propagat., vol.60, no.3, pp.1352-1361,Mar.2012.(*2)
内容:アンテナ・マイクロ波の分野において、周波数選択膜を用いた小型導波管帯域通過フィルタの新規給電構造の提案、低背・逆F形可変指向性アンテナの利得最適化手法の提案、及び狭小な機器内空間の電波伝搬モデル解析などの先導的な研究開発を行いました。
概要:過去2年間における第一著者の学術論文及び研究業績において顕著な業績を示した若手(30歳程度以下)を表彰
テーマ:ICT機器内ハーネスのワイヤレス化の研究開発(*1) 空間軸上周波数有効利用技術の研究開発(*2)
Best Paper Award
表彰元:JC-SAT 2012 Organizing Chairman
受賞対象:Performance Investigation of a Polarization Multiplexing Satellite System
内容:衛星通信の周波数利用効率改善に有効な多偏波多重伝送に関し、衛星通信伝送路の不完全性(周波数誤差、偏波角度誤差)を補償する技術を適用し、シミュレーションで伝送特性を評価、その実用性を示しました。
概要:日韓共催のJC-SATの趣旨に沿った、最優秀論文(日韓各1本)に送られる賞
テーマ:動的偏波・周波数制御による衛星通信の大容量化技術の研究開発
第29回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム 最優秀ポスター賞
表彰元:電気学会 センサ・マイクロマシン部門
受賞対象:Dynamic Measurement of Surface Texture of Paper Using the Multi-axial Tactile Sensor with Micro-cantilevers
内容:開発した触覚センサによって16種類の紙の表面をなぞった際の計測結果を用いて、紙の質感ごとに4つのカテゴリーに識別する技術を開発しました。
概要:「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいてポスター形式で発表される論文の中から最も優秀な論文発表を最優秀ポスター賞としてとして選考。 本年度は約60件の発表から1件を採択。
テーマ:ナノメカニカルセンサー技術を用いた褥瘡管理用評価装置の開発
グッドデザイン賞
表彰元:公益財団法人日本デザイン振興会
受賞対象:イメージファインダー
内容:これから、多くの情報をどのようにして簡単に見たり、操作したりするのかというインタラクションが需要であり、これまでにたようなアイデアはあったが、「イメージファインダー」はスピードが速く、分かりやすく実用化している点への評価を得ました。
概要:Gマークで知られる、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組み。
2012年度日本ロボット学会論文賞
表彰元:一般社団法人 日本ロボット学会
受賞対象:習熟度を考慮した自己組織的動作識別法の構築 日本ロボット学会誌, 第28巻, 第7号, pp.783-791 (2010年)
内容:筋電義手を使用する際に、より多くの動作を識別することを目的として、動作識別に対する習熟度に応じた訓練を操作者に提供するシステムを構築しました。 提案システムを用いた動作識別訓練により、動作識別にすでに熟練している操作者においても、識別可能な動作数は最大9動作まで向上し、動作識別率も訓練前後で約21%向上しました。
概要:日本ロボット学誌に掲載された論文のなかで、特に優れた論文(年間4本以下)に贈られる賞です。
テーマ:①計算神経リハビリテーションの創出による脳可塑性解明とテーラーメードリハビリの提案
②人間・機械共適応による運動機能再建を目指した自律学習型動作意図推定システムの構築
JNNS2012年度論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:松原崇充、玄 相昊、森本 淳
内容:本論文では、多数多様な規範軌道から一般性の高い運動記述の学習法を提案する。 提案法では動的システムによる運動記述に基づき、すべての規範軌道を低次元パラメータで表現するアトラクタ関数を学習する。実機実験により、到達運動における障害物回避戦略や歩行運動の腕振り動作の特徴が容易に調節可能であることを示しました。
概要:表彰の時期の前年の12月までの1年間に、査読つき論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものに贈られる賞です。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
活動功労賞
表彰元:(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:矢野 一人
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、過去3年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献が評価されました。
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、 または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰される賞です。
情報通信月間協議会会長表彰 志田林三郎賞
表彰元:総務省 情報通信月間推進協議会
受賞対象:石黒 浩
内容:ユビキタスネットワークとロボットを融合した「ネットワークロボット」 分野の確立に貢献するとともに、人とロボットのインタラクションの研究を世界的に牽引するなど、情報通信の発展に多大な貢献をしたと評価されました。
概要:情報通信の普及・発展の貢献に表彰される賞です。
第2回立石賞 特別賞
表彰元:公益財団法人 立石科学技術振興財団
受賞対象:脳神経科学と情報工学の融合によるBMIの研究開発における多大なる貢献
内容:本論文では、人の周期的・離散的な運動について、運動データ毎に内在する個性を低次元ベクトルによって捉える生成モデルの学習法と、そのオンライン適応・予測アルゴリズムを導出しました。 提案法をモーションキャプチャデータに適用し、その有効性を実証しました。
概要:特別賞は、財団の趣意に沿った日本発の研究・技術開発において顕著な業績を上げた研究者に対して授与される賞です。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発。 複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発。 脳科学・工学融合研究(GCOE)。
2011 King-Sun Fu Memorial IEEE Transactions on Robotics Best Paper Award
表彰元:IEEE Robotics and Automation Society
受賞対象:Human-Like Adaptation of Force and Impedance in Stable and Unstable Interactions, IEEE Transactions on Robotics, Vol.27, No.5, pp.918-930 (2011)
内容:Based on human studies in ATR over the past decade, we developed an algorithm and implementation that enables, for the first time, human like environment interaction and learning capabilities in humanoid robots. 発表調書:0214100714003
概要:IEEE Transactions on Roboticsの趣意に沿った、最も優れた論文(年間1本)に贈られる賞です。
テーマ:NICT 脳情報通信融合研究センター(旧未来ICT)
Best Note Honorable Mention
表彰元:SIGCHI CHI2012
受賞対象:TEROOS: A Wearable Avatar to Enhance Joint Activities
内容:This paper proposes a wearable avatar named TEROOS, which is mounted on a person’s shoulder. TEROOS allows the users who wear it and control it to share a vision remotely
概要:会議で採択されたNote(short paper)の中の上位に与えられる賞
テーマ:肩のり型ロボット研究
IEEE WMUTE 2012 Best paper award
表彰元:IEEE
受賞対象:Multimodal Analysis of Spatial Characteristics of a Real-world Learning Field
内容:学習者が実世界の中で体験を行い実世界に根ざした知識を得る実世界学習において、 「実世界学習の場がいかに多様な学習を引き出すか」 という場の空間特性を抽出する分析技術をユビキタスセンシングおよび知識外化手法の応用により開発し、 その有用性を実証しました。
(対象論文:M.Okada, M.Tada, Multimodal Analysis of Spatial Characteristics of a Real-world Learning Field)
概要:7th IEEE International Conference on Wireless, Mobile& Ubiquitous Technologies in Education (WMUTE 2012)にて最優秀の論文に授与されます。
Young Researcher Award
表彰元:IEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter
受賞対象:近赤外分光計測における頭皮血流アーチファクト除去法
内容:近赤外光脳機能計測で得られる観測データから、脳血流変化と頭皮血流変化を3次元推定し、それらを分離する手法を開発した。 それにより、脳活動のみをトモグラフィとして高精度に可視化することができることについての発表および論文。
下川丈明、小阪卓史、山下宙人、佐藤雅昭:近赤外分光計測における頭皮血流アーチファクト除去法. 電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.110,No.461,pp.395-400(2011).(発表調書0214110222001)
概要:CIS(Computational Intelligence Society)の領域に関連の深い研究会・ シンポジウムにて35歳以下の優れた論文発表者でかつ第一著者を表彰します。
テーマ:複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発
大川出版賞 第20回 2011年度受賞図書
表彰元:公益財団法人 大川情報通信基金
受賞対象:『どうすれば「人」を創れるか-アンドロイドになった私』 石黒 浩  著 / 新潮社 刊
内容:産業用でも、人工知能を持つ自律型でもない。 異能のロボット学者が目指したのは、限りなく人間に近い「ジェミノイド」―自分そっくりのロボットを前にして感じたこととは? 遠隔操作でそれに乗り移った時、世界はどう見えたか?人型ロボット=アンドロイドを通して人間の本質に迫る、全く新しい試み。
概要:情報・通信分野に関する優れた図書を表彰すると共に、情報・通信分野のさらなる発展と啓蒙に寄与していく 。
Best Paper Award
表彰元:Institute for Systems and Technologies of Information, Control and Communication (INSTICC)
受賞対象:Pedestrian Identification by Associating Walking Rhythms from Wearable Acceleration Sensors and Biped Tracking Results
内容:ユーザが歩く様子を、環境に設置したレーザーレンジファインダ(LRF)と、ユーザが身につけた加速度センサの両方で計測を行い、歩行に伴って観測される信号のリズムの相関関係に注目して両者を統合する手法により、位置推定と個人同定の両方を継続的に実現しました。
概要:最も優秀な論文に与えられる賞。
テーマ:異種センサの共通情報源抽出に基づく認識機構の確立
Institute for Systems and Technologies of Information, Control and Communication (INSTICC)
表彰元:Institute for Systems and Technologies of Information, Control and Communication (INSTICC)
受賞対象:Pedestrian Identification by Associating Walking Rhythms from Wearable Acceleration Sensors and Biped Tracking Results
内容:ユーザが歩く様子を、環境に設置したレーザーレンジファインダ(LRF)と、ユーザが身につけた加速度センサの両方で計測を行い、歩行に伴って観測される信号のリズムの相関関係に注目して両者を統合する手法により、位置推定と個人同定の両方を継続的に実現しました。
概要:最も優秀な論文に与えられる賞。
テーマ:若手(B):異種センサの共通情報源抽出に基づく認識機構の確立
学術奨励賞 研究奨励賞
表彰元:公益社団法人計測自動制御学会
受賞対象:個性を考慮したオンライン運動予測:周期的・離散的な全身運動への適用( 0214101122002)
内容:本論文では、人の周期的・離散的な運動について、運動データ毎に内在する個性を低次元ベクトルによって捉える生成モデルの学習法と、そのオンライン適応・予測アルゴリズムを導出した。提案法をモーションキャプチャデータに適用し、その有効性を実証しました。
概要:計測自動制御学会主催の研究発表会にて優れた内容の学術研究報告を行った者に贈呈。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
Outstanding Paper Award
表彰元:The 14th International Conference on Advanced Communication Technology (ICACT2012)
受賞対象:Wireless Harness Inside ICT Equipments
内容:グリーンICT技術として、ICT機器内ハーネスのワイヤレス化技術を提案し、機器内通信に好適なアンテナ及び無線モジュールの開発について報告を行うとともに、LCA手法に基づくライフサイクルCO2排出量の計算により、提案技術のCO2排出量削減効果について論じました。
概要:顕著な内容を有する投稿論文に与えられる賞。
テーマ:ICT機器内ハーネスのワイヤレス化の研究開発
平成23年度 大阪文化賞
表彰元:大阪府・大阪市
受賞対象:直近の一年間(平成22年9月1日~23年8月31日)において、学術、生活文化、芸術の分野で際立った活躍をされた方、または文化芸術の活動者の支援や大阪文化の情報発信の振興に著しい功績のあった方
内容:知能ロボット学者として、劇作家の平田オリザ氏らとともに、世界で初めて「ロボット演劇」の制作に取り組み、さらにロボット工学の分野にとどまることなく、大阪から世界に向けて、科学と芸術の融合という新境地を開くとともに、各分野のさらなる発展を期待させるものであり、大阪の文化振興への貢献は極めて大きいと認められました。
概要:昭和38年より、大阪の芸術文化に貢献のあった方に対し贈呈される賞。 平成21年から「旬の活躍」に対する賞へ変更されました。
RTミドルウェアコンテスト2011 奨励賞 ベストサポート賞
表彰元:ロボットビジネス推進協議会
受賞対象:RoISフレームワークとRTコンポーネントの接続アダプタの開発
内容:HRI機能とサービスアプリケーション間の共通インタフェースとして、OMGにおいて標準化が勧められているRoISフレームワークについて紹介すると共に、RTコンポーネントを本フレームワーク上の機能コンポーネントとして利用するための接続アダプタ、及びそれを用いた動作検証システムについて提案しました。
概要:RTミドルウェアコンテストにおいて、最もユーザからのコメント等を集め、積極的に支援した作品に贈られる賞
テーマ:ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発
2011年度日本神経回路学会論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:Dimension reduction for density ratio estimation in high-dimensional spaces
内容:In this paper, we propose to incorporate a dimensionality reduction scheme into a dimensionality reduction estimation procedure and experimentally show that the estimation accuracy in high dimensional cases can be improved.
概要:論文賞は、すべての査読付き論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものを選び、その著者に贈呈されます.(1編は日本神経回路学会論文誌またはNeural Networksより選出)。
2010年度 未踏IT人材発掘・育成事業「スーパークリエータ」
表彰元:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
受賞対象:プロセスの仮想化による分散システム開発支援ソフトウェア
内容:分散システムは複雑な並列性を伴って動作するため、デバッグやテストが困難である。 本プロジェクトで開発したソフトウェアは、分散システムの並列性を排除しバグの再現性を確保する機能、様々な設定のもと網羅テストを行う機能、網羅テストの進捗状況を指標化・可視化する機能、を提供し分散システムの開発を容易化しました。
概要:本事業で採択、支援されたものの中から、特に優れた成果を収めたものをスーパークリエータとして認定。
テーマ:プロセスの仮想化による分散システム開発支援ソフトウェア
テクノロジー&ビジネスプランコンテスト ファイナリスト賞
表彰元:テクノロジー&ビジネスプランコンテスト in Kyoto
受賞対象:ATR-Sensetech社事業およびその計画
内容:ATRの人間行動理解技術を自動車運転技能評価へ応用した事業について、システムの製品化、市場に受け入れられるサービスへのブラッシュアップをおこない、営業・普及活動を通じて市場の開拓と掌握を進展させた結果、基礎研究成果技術の事業化について有望な実績と展望を作り上げました。
概要:科学技術をベースにした起業を促進し、国内外を目指す起業家を応援することを目的とする。今回が第一回目で、最優秀賞は該当者なし。
Best Paper Award
表彰元:IARIA Emerging 2011
受賞対象:Association Control for Throughput Maximization and Energy Efficiency for Wireless LANs
内容:Because the access points (APs) and the stations (STAs) of a community network are deployed at the users’ desired places, the APs and STAs tend to concentrate in certain areas. A concentration of STAs often results in the AP(s) and STAs in that particular area suffering from severe congestion. On the other hand, a concentration of APs causes energy wastage. A proper association control can effectively alleviate congestion and improve network throughput. In this paper, we analytically formulate the throughput maximization problem and show that the existing association control schemes do not necessarily maximize throughput. Furthermore, while load balancing tends to use all the existing APs, sufficient performance can be achieved by utilizing fewer APs, especially in AP-concentrated areas. This enables lower energy consumption by putting unused APs in power-saving mode. To this end, we propose an association control scheme that aims at maximizing network throughout and reducing energy consumption. Using both computer simulations and testbed experiments, we confirm that the proposed scheme provides excellent performance and that it is feasible using the off-the- shelf WLAN devices.
概要:IARIAが開催する国際会議Emerging 2011において、IARIA実行委員会が最優秀論文と決定した論文に対して贈られる賞。
第8回 日本e-Learning大賞奨励賞
表彰元:e-Learning Awards フォーラム実行委員会 / フジサンケイビジネスアイ
受賞対象:長年の音声科学研究に基づき、学習状況に応じカスタマイズができる、統合型英語学習支援システム『ATR CALL BRIX』
内容:ATRにおける20年以上にわたる音声科学研究の成果に基づき、開発した英語学習支援のためのeラーニングシステムである。 専用LMS、コンテンツプレイヤ、学習オブジェクト型コースコンテンツから構成されたWBTを基本とし、多数の学校(小学校~大学)や企業での実績を重ねつつある。
概要:eラーニングの発展のために2004年に創設された賞で、年1回、優秀な事例を提供した団体が表彰されます。
テーマ:H13TAO / ATR-LT:音声言語学習機構研究 / 成果展開
サイエンスアゴラ賞 楽しいサイエンス部門
表彰元:サイエンスアゴラ2011
受賞対象:ロボットのいる街角を目指して
内容:ロボットのいる街角を目指して、人と関わるロボットや、人の位置を推定するセンサの研究を進めています。 この企画では、ブースの中に設置されたセンサを利用して、ブースの中やその周囲にいる人々の位置や体の向きをリアルタイムに推定します。 その情報を利用して、ロボットが人々に近づいて簡単な挨拶を行います 。
概要:サイエンスアゴラにふさわしい、サイエンスの楽しさを共有する優れた企画として選ばれる賞。団体での受賞。
テーマ:ロボットによる街角の情報環境の構築
活動功労賞
表彰元:(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:「通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献」
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、過去数年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献。
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献。
2011年度日本ロボット学会論文賞
表彰元:日本ロボット学会
受賞対象:「複数の接地部分と冗長関節を有するヒューマノイドロボットの受動性に基づく最適接触力制御(0214071126002)
内容:冗長ロボットのための実用的な接触力制御の枠組みを提案し、油圧式ヒューマノイドロボットにおいて未知路面と外力にしなやかに対応しながら姿勢を維持できることを示しました。
概要:論文内容の独創性、学術・技術上の寄与と波及効果、努力度を考慮して毎年選考。
テーマ:ICORP計算脳プロジェクト、文科省脳プロ
優秀論文賞
表彰元:情報処理学会 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2011)シンポジウム・プログラム委員会
受賞対象:オンデマンド起動型無線LANアクセスポイントのためのウェイクアップ受信機の設計と評価
内容:こ端末が必要に応じて無線LAN信号によりスリープ中の無線LANアクセスポイント(AP)を起動することで、APの省電力化を図るオンデマンド起動方式について、試作したウェイクアップ受信機を用いた評価結果を報告しました。
無線LAN同等の通信エリア内において、提案のオンデマンド起動が可能であることを示しました。
概要:DICOMO2011における、学術・技術の普及に貢献する優秀な論文と認められる論文に対しての表彰です。
テーマ:無駄な消費電力量を削減するRadio On-Demand Networksの研究開発
活動功労賞
表彰元:(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:「通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献」
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、過去数年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献。
概要:当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献。
平成23年度奈良先端科学技術大学院大学優秀学生賞
表彰元:奈良先端科学技術大学院大学
受賞対象:奈良先端科学技術大学院大学後期博士課程在籍者
内容:これまでの連携講座での研究成果が認められました。
概要:勉学意欲の向上、優秀な人材の輩出を図ることを目的として、優秀と認められた博士後期課程1年生に対して表彰する制度。
テーマ:複数モダリティー統合研究
平成23年度 情報通信月間 総務大臣表彰(団体)
表彰元:総務省
功績の概要:国内外の有能な研究者を積極的に受け入れ、音声翻訳、脳情報などの分野における世界最先端の基礎的・独創的な研究開発を行い、情報通信分野の高度人材を育成するとともに、言語の壁を越えるコミュニケーションの実現や高齢者の負担を軽減し社会への参加を促進するシステムの実現などへの貢献
賞の概要:「情報通信月間」(同年5/15から6/15まで)にあたり情報通信の発展に貢献した個人及び団体を表彰
ソフトウェア無線研究会研究奨励賞
表彰元:(社)電子情報通信学会 ソフトウェア無線研究会
受賞対象:“無線LANの複数BSS・複数チャネル運用時において受信機性能がwhite space発生に与える影響”(信学技報, SR2009-80, pp. 39-46, Jan. 2010)
“ISM帯DSAシステム評価に向けた複数無線システムPHY/MACクロスレイヤシミュレータ” (信学技報, SR2010-66, pp. 185-192, Oct. 2010)
内容:ISM帯での効率的周波数共用のためのDSAシステムの実現に向けて、周波数共用対象であるIEEE 802.11g無線LANとBluetoothのPHY/MACクロスレイヤシミュレータを構築した。 また、DSAシステムの性能評価に際しては周波数共用対象の標準物理層性能を規定する必要性を明らかにしました。
概要:電子情報通信学会ソフトウェア無線研究会の一般講演にて最も優秀な研究発表を行なった若手発表者に授与するもの。
テーマ:同一周波数帯における複数無線システム間無線リソース制御技術の研究開発
Neural Networks, Most Cited Article 2006-2010
表彰元:Elsevier
受賞対象:Mirror neurons and imitation: a computationally guided review. Neural Networks, 19, 254?271 (2006).
内容:ある行動を自身が再現する際だけでなく、同じ行動を他者が再現した際にも発火するミラーニューロンと見まね学習について計算論的考察を行ったもの。
概要:2006-2010年にNeural Networks誌に掲載された論文のうち、最も引用された論文Top10を表彰するもの。
テーマ:人間情報コミュニケーション
計算脳プロジェクト
第7回ヒューマンインタフェース学会賞(研究会賞、2011)
表彰元:ヒューマンインタフェース学会
受賞対象:ロボットが寄り添う高齢者同士のTV対話におけるユーザ行動分析
内容:本稿では、対話を支援するロボットを用いたTV対話システムにおける高齢者同士の会話行動分析を記しました。 その結果、会話への集中力が低下するセッション後半にてロボットとのインタラクションが増加したり、会話が途切れた時にロボットが話題提供することで会話が再開する傾向が確認されました。
概要:ヒューマンインタフェース学会において2010年に行われた各研究会のうち、専門研究会等により推薦された賞候補からさらに選定されたものであり、学会総会にて表彰されました。
テーマ:高齢者・障がい者(チャレンジド)のためのユビキタスネットワークロボット技術の研究開発
平成22年度山下記念研究賞
表彰元:情報処理学会
受賞対象:看護業務支援のためのセンサネットワーク・アーキテクチャ
内容:実病院において看護業務を支援するために構築したセンサネットワークのアーキテクチャについてまとめました。
概要:昭和62年創設、研究会およびシンポジウム発表論文の中から特に優秀な論文を選び、その発表者に授与される。 平成6年度から、故山下英男先生(初代会長)から資金の寄贈をいただき、山下記念研究賞と改称。
テーマ:日常行動・状況理解に基づく知識共有システムの研究開発
SI2010優秀講演賞
表彰元:公益社団法人計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
受賞対象:個性を考慮したオンライン運動予測:周期的・離散的な全身運動への適用( 0214101122002)
内容:本論文では,人の周期的・離散的な運動について、運動データ毎に内在する個性を低次元ベクトルによって捉える生成モデルの学習法と、そのオンライン適応・予測アルゴリズムを導出しました。提案法をモーションキャプチャデータに適用し、その有効性を実証しました。
概要:SI部門講演会2010において発表された論文のうち各分野で評価が高かった論文を、優秀講演賞として表彰します。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
The Best Paper Award Finalist in 2010 IEEE/SICE International Symposium on System Integration
表彰元:IEEE / SICE
受賞対象:Simulator platform that enables social interaction simulation -- SIGVerse: SocioIntelliGenesis simulator --
内容:人や動物の社会的なインタラクションをシミュレートするためのソフトウェアプラットフォームとして国立情報学研究所・社会的知能発生学研究会が開発しているSIGVerseについて紹介し、その利用例を示しました。
概要:SII2010の中で最も優秀な論文の1つとしてノミネートされました。
テーマ:社会的知能発生学に関する調査研究
ICSR2010 Best Student Paper 2010 Finalist
表彰元:International Conference of Social Robotics 2010
受賞対象:Entrainment of Pointing Gestures by Robot Motion
内容:指示された物体を認識するロボットにとって、人間の指差し動作はその物体を一意に特定するのに重要な情報となりうる。 本発表では、物体指示対話において、相手から指差し動作をより多く引き出すためのロボットの行動に関する知見を報告しました。
概要:会議にて発表した学生のうち5名が受賞しました。
テーマ:ユーザ属性に応じた空間情報の提供技術の開発
Young Investigator Award (YIA)
表彰元:29th International Congress of Clinical Neurophysiology
受賞対象:ICCN学会で発表した40才以下のポスター発表者のうち優秀な者
内容:Real-time and training-free control of a prosthetic arm using human electrocorticograms
発表調書番号:0214100119005
More than ten YIAs will be provided to poster presenters under the age of 40. Selection will be made by the Scientific Program Committee based on abstracts and poster presentations. Award winners will be announced at the closing ceremony on November 1st, and 500 US dollars will be provided to them. Award winners must be present at the closing ceremony, but if not, award will not be provided unfortunately.
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
NTF Award Finalist for Entertainment Robots and Systems
表彰元:IROS 2010: New Technology Foundation (NTF)
受賞対象:Full-body Gesture Recognition Using Inertial Sensors for Playful Interaction with Small Humanoid Robot
内容:本論文では、日常生活においてヒトと関わるロボットはヒトと遊べる機能をもつことが期待されていると考え、“遊び”の場面に注目した研究を行った。 具体的には、遊びの場面において、ヒトが小型人間型ロボットに対して頻繁に行う“ジェスチャ”を十個ほど特定した上に、それらのジェスチャを認識できるロボットシステムを作りました。
賞の概要:人々に夢・遊び・感動を呼ぶエンターテイメントテクノロジーの分野で卓越した業績をあげた論文に贈呈する賞です。
テーマ:ロボットサービス連携システム構築技術に関する研究開発
通信ソサイエティ活動功労賞
表彰元:電子情報通信学会ソサィエティ大会
受賞対象:ソサイエティを通じた活動
内容:IEICE通信ソサイエティの目的とする、通信に関する学問、技術の発達のため、ソサイエティにおける事業企画や論文誌の査読において、ソサイエティ活動の活性化に大きく寄与しました。
賞の概要:通信ソサイエティにおける事業企画または参画によるソサイエティの活性化、および、論文誌の査読を通じて、ソサイエティの活動に多大な貢献をしました。
Best Paper Award
表彰元:CASEMANS2010(The 4th ACM International Workshop)
受賞対象:Conversational Attitude-aware Behavioral Design for Robot Assistant Combined with Video Communication
内容:高齢者同士のテレビ会話での対話をスムースにさせるため、擬人的なロボットを用いて、参加者の集中状態などに応じたふるまいをさせるシステムを紹介し、その有効性を示しました。
賞の概要:上記CASEMANS2010(The 4th ACM International Workshop)にて最も優れた論文として表彰されました。
テーマ:高齢者・障がい者(チャレンジド)のためのユビキタスネットワークロボット技術の研究開発
FIT論文賞
表彰元:第9回情報科学技術フォーラム(FIT2010)
受賞対象:第9回情報科学技術フォーラム(FIT2010)ヘルスケアロボットへのパーソナリティ付与による説得効果
内容:本論文では、生活習慣改善のパートナーとなるヘルスケアロボットを実現するために、パーソナリティ付与による説得効果を検証した。説得の送り手の特性のひとつである統制力に着目し、支配的-服従的なパーソナリティをロボットに付与し、実験を行った。実験の結果、統制力を与えるパーソナリティが説得に効果的であることが示された。
賞の概要:情報科学技術フォーラム(FIT)において、査読付き論文の中から特に優秀と認められた論文に贈呈される賞。 査読課程で優秀な論文を候補論文として推薦し、FIT学術賞選定委員会の投票により10件以内を決定する。
テーマ:ロボットサービス連携システム構築技術に関する研究開発
論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:Ken-ichi Okada, Keisuke Toyama, Yuka Inoue, Tadashi Isa and Yasushi Kobayashi "Different Pedunculopontine Tegmental Neurons Signal Predicted and Actual Task Rewards."  Journal of Neuroscience, 29, no.15, 4858-4870, 2009.
内容:強化学習は報酬予測誤差(報酬予測と実報酬の差)を最小化することにより行動を最適化します。 本研究は報酬予測と実報酬をコードする細胞がPPTNに存在することを証明し、強化学習神経機構の解明に大きな一歩を記すものである。
賞の概要:論文賞は、すべての査読つき論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものを選び、その著者に贈呈されます。(日本神経回路学会選奨委員会規定より)
テーマ:複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発
日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開
論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:S. Shinomoto, H. Kim, T. Shimokawa, N. Matsuno, S. Funahashi, K. Shima, I. Fujita,  H. Tamura, T. Doi, K. Kawano, N. Inaba, K. Fukushima, S. Kurkin, K. Kurata, M. Taira, K. Tsutsui, H. Komatsu, T. Ogawa, K. Koida, J. Tanji, and K. Toyama, “Relating neuronal firing patterns to functional differentiation of cerebral cortex”, PLoS Computational Biology 5(7) (2009) e1000433.
内容:脳の様々な領野から計測されたスパイク時系列を総合的に調べることにより、信号の不規則性が感覚、連合、運動などの機能に相関していることを明らかにしました。
賞の概要:前年12月までの一年間に、同学会関連の全ての査読付き論文誌に発表された論文のうち、優秀と認められたものに贈られる賞です。
テーマ:複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発
論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:A. Kanemura, S. Maeda, & S. Ishii,“Superresolution with compound Markov random fields via the variational EM algorithm, ”Neural Networks, vol. 22, no. 7, pp. 1025 1034.
内容:本研究では再構成型超解像とそれに伴うレジストレーションを同時に扱いました。 事前分布を複層マルコフ確率場とし、未知変数を周辺化するベイズ推定法を提案し、オーバフィッティングを避けるだけでなく、画像中の不連続性も保存する優れた超解像処理ができることを示しました。
賞の概要:論文賞は、すべての査読つき論文誌に発表された論文のうち特に優秀なものを選び、その著者に贈呈する。(日本神経回路学会選奨委員会規定より)
優秀論文賞
表彰元:情報処理学会 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2010)シンポジウム実行委員会
受賞対象:ネットワークコーディングを用いた多対多端末間高信頼・低遅延ブロードキャスト
内容:ネットワークコーディングを応用した多対多端末間での高信頼・低遅延なブロードキャスト方式を提案しました。 複数の携帯ゲーム端末同士で行なうアドホック対戦ゲームのような高い信頼性とリアルタイム性が要求される通信において、提案方式が従来の方式よりも高いブロードキャスト成功率を達成することを示しました。
賞の概要:DICOMO2010における、学術・技術の普及に貢献する優秀な論文と認められる論文に対しての表彰。
優秀プレゼンテーション賞
表彰元:情報処理学会 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2010)シンポジウム実行委員会
受賞対象:ネットワークコーディングを用いた多対多端末間高信頼・低遅延ブロードキャスト
内容:ネットワークコーディングを応用した多対多端末間での高信頼・低遅延なブロードキャスト方式を提案。 複数の携帯ゲーム端末同士で行なうアドホック対戦ゲームのような高い信頼性とリアルタイム性が要求される通信において、提案方式が従来の方式よりも高いブロードキャスト成功率を達成することを示しました。
賞の概要:DICOMO2010における、学術・技術の普及に貢献する優秀な発表と認められる発表に対しての表彰。
アンテナ・伝播研究専門委員会功労賞
表彰元:社団法人 電子情報通信学会
受賞対象:
内容:電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究会の専門委員会委員として研究会活性化のため企画、 発表論文の募集に貢献。
賞の概要:電子情報通信学会のアンテナ・伝播研究専門委員会へ貢献のあった人に贈られる賞。
平成21年電気学会全国大会優秀論文発表賞
表彰元:電気学会
受賞対象:Siピエゾ抵抗を用いた傾斜カンチレバー触覚アレイセンサ。
内容:4つの傾斜カンチレバーを用いることで、圧力と剪断力を同時に検出可能であり、カンチレバー全体を柔軟なエラストマーで覆うことにより安全な触覚センサを提案し、素子を複数配置したアレイセンサを作製し、力に対する応答を調べました。
賞の概要:若手技術者(35才程度以下)が、電気学会の全国大会・部門大会・連合大会・研究会において、電気に関する学術・技術の発展向上を担うに相応しい、質の高い論文を発表したことに対し、栄誉を与える学術振興助成優秀論文発表賞。全国大会では毎年40件程度が受賞します。
テーマ:ナノ薄膜技術を応用したロボットのための集積多軸触覚センサの開発
Impressive Experience Award
表彰元:光科学技術研究振興財団
受賞対象:プログラム委員によって推薦されたMind/Brain Scienceの諸分野の若手研究者。今回は6名が受賞。
内容:Higher Function of Brain : Decoding Perception and Intention from Human fMRI Signalの研究
賞の概要:財団法人光科学技術研究振興財団が設立した、Mind/Brain Scienceの諸分野の若手研究者を対象とする賞。今回が第一回目。 プログラム委員は、以下の通り。
Henry Wagner / Johns Hopkins University
Sydney Brenner / 沖縄大学院大学
米倉義晴 / 放射線医学総合研究所
渡辺恭良 / 大阪市立大学大学院
蓑島 聡 / ワシントン大学(シアトル)
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
BNIによるロボット制御
Impressive Experience Award
表彰元:HAIシンポジウム2009プログラム実行委員会
受賞対象:ユーザの視線・発声に対するクロスモーダルアウェアネス
内容:日常を共にするロボットが実現したとき、現段階のロボットの行動設計では、愛着を感じさせるために話しかけすぎるなどの過度なコミュニケーションが発生する可能性がある。 ユーザの状況に応じて話しかけ意図行動を表示したり、適切なタイミングでメッセージなどを伝達するロボットの行動設計をデモンストレーションしました。
賞の概要:HAIシンポジウム2009体験セッションで発表したデモンストレーションは参加者による投票結果に基づく運営委員会での審査の結果印象に残る優れたものと評価されました。
テーマ:実体型擬人的媒体のマルチモーダル表現への個人化表情付与に関する研究
スーパークリエーター
表彰元:独立行政法人情報処理推進機構
受賞対象:未踏IT人材発掘・育成事業における開発内容および成果
内容:「本開発システムに必要不可欠なコア技術の多くを負い、高い技術力、構想力をもって知識、経験を生かしプロジェクトの成功に大きく貢献した」ことを評価され、スーパークリエータにふさわしいと認定されました。
賞の概要:担当プロジェクトマネージャによるクリエータ能力評価に基づく、未踏IT人材発掘・育成事業審議委員会による審議評価の結果認定されます。
テーマ:頭部/視線方向を用いた音声メモの配置/ブラウジングによるウェアラブル思考支援
スーパークリエーター
表彰元:独立行政法人情報処理推進機構
受賞対象:未踏IT人材発掘・育成事業における開発内容および成果
内容:「先進的ソフトウェア開発における着想力・構想力と技術力をもって、実用性と未踏性の両方に優れたプロジェクトを実施・遂行した」ことを評価され、スーパークリエータにふさわしいと認定され、更に、認定者代表挨拶および認定者代表プレゼン依頼を受けました。
賞の概要:担当プロジェクトマネージャによるクリエータ能力評価に基づく、未踏IT人材発掘・育成事業審議委員会による審議評価の結果認定され、認定者代表挨拶・プレゼンを行います。
テーマ:頭部/視線方向を用いた音声メモの配置/ブラウジングによるウェアラブル思考支援
NTF Award Finalist for Entertainment Robots and Systems
表彰元:New Technology Foundation
受賞対象: Field Trial of Networked Social Robots in a Shopping Mall
内容:This paper reports the challenges of developing multiple social robots that operate in a shopping mall. We developed a networked robot system that coordinates multiple social robots and sensors to provide efficient service to customers.
賞の概要:This certificate is presented to the authors in recognition of the most outstanding paper and presentation in IROS2009
テーマ:ロボットサービス連携システム
構築技術に関する研究開発
2009年度 大川賞
表彰元:財団法人大川情報通信基金
受賞対象:脳の情報処理機構解明のための脳科学とロボット工学を融合させた独創的な研究
内容:脳の情報処理機構の解明に向けての脳科学とロボット工学を融合させた独創的研究と、その功績賀評価されました。
賞の概要:大川賞とは情報・通信分野における研究、技術開発および事業において顕著な社会的貢献をされた方の労に報い、その功績を表彰すると共に、情報・通信分野のさらなる発展と啓蒙に寄与することを目的とした国際的な賞。
テーマ:人間情報コミュニケーション
学習動態脳プロジェクト
計算脳プロジェクト
200チャンネル
BMIの工学と応用
複数モダリティの統合
日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
2009年度日本神経回路学会論文賞
表彰元:日本神経回路学会
受賞対象:Visual Image Reconstruction from Human Brain Activity using a Combination of Multiscale Local Image Decoders, Neuron, vol.60, 915-929 (2008)
内容:ヒトの脳活動をfMRIで計測し、その脳活動データからそのヒトが何を見ているかを画像として再構成する手法(視覚像再構成)を確立しました。
賞の概要:前年12月までの一年間に、同学会関連の全ての査読付き論文誌に発表された論文のうち、優秀と認められたものに贈られる賞。
テーマ:日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
計算神経サブグループ
感覚知覚世界の可視化技術の研究開発
人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
平成21年度日本神経科学学会奨励賞
表彰元:日本神経科学学会
受賞対象:学位取得後10年以内で、将来本学会で活躍することが期待される若手研究者
内容:1.(目的)
  日本神経科学学会は、顕著な研究業績を有するとともに、将来神経科学分野で活躍することが期待される若手研究者を奨励することを目的として日本神経科学学会奨励賞(以下、奨励賞という)を設ける。 奨励賞の英文表記は、Japan Neuroscience Society Young Investigator Award とする。
2.(対象)
 1) 応募締め切り日(3月1日)において、3年以上の会員歴を有し、学位(博士号)取得後10年以内の日本神経科学学会の会員を対象とする。
 2) 受賞候補者は、原則として単名とする。
賞の概要:脳の活動から心の状態を解読する世界トップレベルの研究に対して贈られる賞。
テーマ:・日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
・脳情報復号化に基づくコミュニケーション技術の研究開発
・人と機械の自然な共生を目指す認知科学研究
・BNIによるロボット制御
通信ソサイエティ活動功労賞
表彰元:(社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献
内容:通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、論文誌編集に貢献しました。
賞の概要:論文誌の査読を通じて、電子情報通信学会 通信ソサイエティの活動に多大な貢献をされた功労者へ贈られる賞。
第74回大会 優秀発表賞
表彰元:日本交通心理学会
受賞対象:運転技能自動評価システムを用いたプロドライバー再教育講習の実践
内容:日本交通心理学会第74回大会において、「運転技能自動評価システムを用いたプロドライバー再教育講習の実践」というタイトルで発表した研究が、内容、発表ともに優れていたと評価された。
賞の概要:日本交通心理学会の大会で発表された論文の中で、内容、発表ともに優れていたものに対して授与されます。
テーマ:知識共有システムの研究開発
アンテナ・伝播研究専門委員会功労賞
表彰元:社団法人 電子情報通信学会
受賞対象:
内容:電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究会の専門委員会委員として研究会活性化のため企画、発表論文の募集に貢献。
賞の概要:電子情報通信学会のアンテナ・伝播研究専門委員会へ貢献のあった人に贈られる賞。
第20回電波功績賞表彰(電波産業会会長賞)
表彰元:社団法人電波産業会(ARIB)
受賞対象:コグニティブ無線通信技術の研究開発
内容:移動体通信システムにおいて、新しい方式で高い電波利用効率をもたらすコグニティブ無線技術の確立に向け、基礎技術の研究開発及び標準化活動を積極的に推進するなど、電波の有効利用に大きく貢献。
賞の概要:電子情報通信学会のアンテナ・伝播研究専門委員会へ貢献のあった人に贈られる賞。
テーマ:コグニティブ無線通信技術
情報通信月間 総務大臣表彰(個人)
表彰元:総務省
受賞対象:考えるだけでロボットを制御するブレイン・マシン・インタフェースを世界で初めて開発しました
内容:ヒトが考えただけでロボットを制御する技術を世界で初めて開発し、情報通信端末への適用の可能性を探るとともに、脳神経科学と情報通信技術を融合させるなど情報通信の発展への貢献
賞の概要:「情報通信月間」(同年5月15日から6月15日まで)に当たり、記念中央式典において、情報通信の発展に貢献した個人及び団体を表彰するものです。
テーマ:人間情報コミュニケーション, 学習動態脳プロジェクト, 計算脳プロジェクト, 200チャンネル, BMIの工学と応用, 複数モダリティの統合, 日本の特長を活かしたBMIの統合的研究開発
情報通信月間推進協議会会長表彰 志田林三郎賞
表彰元:総務省
受賞対象:人型ロボットや環境センサなどが連携してサービスを提供する「ネットワークロボット」技術を提案しました
内容: 従来のロボットの概念を拡張し、人型ロボットや環境センサなどが連携してサービスを提供する「ネットワークロボット」技術を提案し、国内外において研究開発や標準化にいち早く取り組むなど、情報通信技術の高度化に多大な貢献をしました。
賞の概要:「情報通信月間」(同年5月15日から6月15日まで)に当たり、記念中央式典において、情報通信の発展に貢献した個人及び団体を表彰するものです。
近畿情報通信協議会会長表彰
表彰元:近畿情報通信協議会
受賞対象:長年にわたり自律無線通信システムの研究開発に尽力し実用化に向けた諸課題を解決するなど情報通信の発展に多大に貢献。
内容:自動車の安全運転支援のためのITS車車間通信をはじめ、これまで無線を適用することが困難だった配線等の無線化やロボット、FA等の制御システムなど、リアルタイムで高信頼な通信が要求されるネットワークを実現するための高レスポンスな自律無線通信システムの技術を、世界に先駆けて開発しました。
賞の概要:平成21年度「電波の日・情報通信月間」にあたり、電波及び情報通信分野の発展に貢献した個人・団体に対して表彰を行うものです。
テーマ:高レスポンスマルチホップ自律無線通信システムの研究開発
平成20年度論文賞
表彰元:情報処理学会
受賞対象:情報処理学会論文誌(ジャーナル)第48巻12号に掲載(タイトル:遠隔存在感メディアとしてのアンドロイド・ロボットの可能性)
内容:本論文では我々が開発した人間の存在感を伝達するために遠隔操作型アンドロイド・ロボットシステム Geminoid HI-1について報告ししました。本システムを使用した比較実験の結果Geminoid HI-1を通して伝わる人間の存在感はビデオ会議システムを使用した場合の人間の存在感を上回ったことが確認されました。
賞の概要: 本賞の選考は平成19年10月から平成20年9月までの間に情報処理学会論文誌に掲載された対象論文578編から9編が選ばれました。
平成20年度長尾真記念特別賞
表彰元:情報処理学会
受賞対象: ヒューマンロボットインタラクションに関する研究
内容:日常生活という実世界環境において、人々と情報システムとのインタフェースにロボットを利用する研究に取り組みました。 擬人的なロボットの利用に関する一連の研究に関して先駆的な業績を上げ、「ヒューマンロボットインタラクション(HRI)」という新しい研究領域を立ち上げることに貢献しました。
賞の概要:情報処理の研究・開発に携わる優秀な若手研究者を表彰する賞。
テーマ:高度対話に関する研究開発
Finalist for the Best Conference Paper Award
表彰元:IEEE International Conference on Robotics and Automation
受賞対象:Integration of Multi-level Postural Balancing on Humanoid Robots (0214090501001)
内容: 生理学でAnkle Strategy、Hip Strategyで知られる二つの転倒回避戦略を制御論的観点から統一的に議論し、静力学に基づく全身姿勢制御と逆動力学に基づく二重振り子の劣駆動姿勢制御を効果的に組み合わせた手法を提案しました。 制御則を等身大ヒューマノイドロボットに実装し、安定領域を大幅に拡大することで提案手法の有効性を確認しました。
賞の概要: 表記国際会議論文中、最優秀論文に次ぐ優秀論文に対して授与される賞。
Best Paper Award
表彰元:CASEMANS 2009
受賞対象: Evaluating Crossmodal Awareness of Daily-partner Robot to User's Behaviors with Gaze and Utterance Detection
内容:This paper proposes a daily-partner robot, that is aware of the user's situation or behavior by using gaze and utterance detection. For appropriate and familiar anthropomorphic interaction, the robot should wait for a timing to talk something to the user corresponding to the situation of her/him while she/he doing a task or thinking. According to the need, our proposed robot i) estimates the user's context by detecting her/his gaze and utterance, such as the target of the user's speech, ii) tries to notify the need to speak to the user by silent (i.e. without making an utterance) gaze-turns toward the user and joint attention with taking advantage of the attentiveness, and iii) tell the message when the user talks to the robot. The results of experiments combining subjects' daily tasks with/without the above steps show that the crossmodal-aware behaviors of the robot are important in respectful communications without disturbing the user's ongoing task by adopting silent behaviors showing the robot's intention to speak and for drawing the user's attention.
賞の概要:CASEMANS09におけるベストペーパー賞
テーマ:実体型擬人的媒体のマルチモーダル表現への個人化表情付与に関する研究
朝日21関西スクエア賞
表彰元:朝日新聞
受賞対象:関西を中心とした西日本地域から、情報発信、表現活動の第一線ですぐれた実績をあげた若手の個人
内容:脳の活動から心の状態を解読する世界トップレベルの研究に対して
賞の概要:学術・文化、経済、芸能、スポーツ、市民運動などさまざまな分野で関西を中心とした地域から情報を発信し、 関西をベースにして将来いっそう活躍することが期待される若手を奨励する。 選考方法は、関西スクエア08年度企画運営委員(華道家池坊由紀、前大阪商工会議所副会頭小池俊二、大阪芸大教授武谷なおみ、京都大教授中西寛、宗教学者山折哲雄の5氏)と、弊社編集局幹部で賞にふさわしい候補者を推薦し、集まった候補者の中から、企画運営委員5人と編集局長大塚義文、編集局長補佐緒方謙の計7人で、3月12日に弊社で会合を開き、選考されました。
Best Paper Award
表彰元:4th ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction (HRI2009)
受賞対象:論文"Footing in human-robot conversations: How robots might shape participant roles using gaze cues"
内容:二人の人とロボットが会話する場面において、ロボットが視線を制御することで、会話参加者を、話し手、聞き手、傍観者、の3つの異なる役割に割り当てることができること、またその方法についての研究
賞の概要:HRI2009は、本年採択率19%の最難関国際会議です。 その採録論文中の最も優秀な論文に本賞が授与されます。
第70回全国大会優秀賞
表彰元:社団法人 情報処理学会
受賞対象:同時通訳者の知識を用いた講演文章のチャンキング
内容:日本語から英語への変換を目的としたタスクにおいて、同時通訳者が原言語からターゲット言語に変換する単位を翻訳単位(TU)と定義し、翻訳単位の特徴ならびに翻訳単位を推定する方法について評価を行いました。
賞の概要:全国大会で発表された方のうち、特に優秀な論文の登壇発表者10名前後が表彰されます。
テーマ:音声認識技術を用いた会議録及び字幕の作成支援システム
IEEE関西支部 学生研究奨励賞
表彰元:IEEE関西支部
受賞対象:Behavior recognition with ground reaction force estimation and its application to imitation learning (0214080425005, IROS 2008のProceedings)
内容:ロボットのためのバランスを考慮した多様な動作生成を実現するためにヒトの床反力に注目した動作認識生成手法を提案しました。 本手法が、運動の認識において線形モデルを基本動作として、ヒトの床反力を推定して用いるため従来手法よりも汎用性が高く、よりロボットに用いる手法として適当であることを論じました。
賞の概要:IEEE関西支部に属する学生会員の研究を奨励するために、優れた英文論文を発表した学生を表彰する。
優秀論文賞
表彰元:3次元画像コンファレンス2008
受賞対象:複数人で観察可能な箱形立体ディスプレイgCubik -3面での初期実装検討-
内容:特別なメガネ無しで、複数人が同時に立体映像を観察できる技術に関する発表。 コンセプトを実現するための実装技術を提案し、3面にて試作機を製作し実際に任意方向からはこの中に立体映像を定位させることが可能であることを実証しました。
賞の概要:50件程度の全発表の中から、聴講者と運営委員の投票により3、4件が優秀論文賞として選定されます。
SI2008優秀講演賞
表彰元:第9回(社)計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
受賞対象:第9回(社)計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 (タイトル:ロボットの印象形成におけるジェスチャ変形の効果)
内容:本論文では、人と関わるロボットが適切な印象表現を行うために、ジェスチャの速度・範囲・姿勢の変化によって印象を制御するジェスチャ変形手法を提案しました。 本手法は、印象を快適度と覚醒度による2次元モデルで表現し、1つのジェスチャから様々なバリエーションを生成します。 評価実験により本手法の有効性を検証しました。
賞の概要:SI2008では、発表された論文のうち、各分野で評価が高かった論文を優秀講演賞として表彰します。 評価の高い論文が多かった分野には、複数の論文が表彰されることもあります(上位1割程度を表彰)。
Impressive Experience Award
表彰元:HAIシンポジウム2008
受賞対象:視線コミュニケーションを伴う擬人的媒体による看板案内システムの検討
内容:本稿ではユーザの視線位置に応じ、従来の看板案内における補助的な情報を実態を持った擬人的媒体により提示するシステムを提案します。 看板内容に応じた複数の領域に対し案内コンテンツを割り当てます。 このコンテンツは階層的に構成されており、ぬいぐるみの案内音声や動作を伴ってインタラクティブに提示されます。 ぬいぐるみの共同注視やアイコンタクトを通じた視線コミュニケーションにより、案内提供者が特定したコンテンツにユーザの興味などを引き付け誘導したり、ユーザの視線位置の情報に関するより詳しい内容を、自然なインタラクションの中で補助的に提供できます。 提案する看板案内システムに対する印象評定や実証実験の結果を報告します。
賞の概要:HAIシンポジウム2008体験セッション(デモ)が、参加者による投票結果に基づく運営員会での審査の結果、印象に残る優れたものと評価されました。
Outstanding Paper Award
表彰元:International Conference on Ubiquitous Robots and Ambient Intelligence
受賞対象:Scalable Multi-People Head Tracking for Robotic Services Combining Multiple Sensors
内容:This paper presents a method for human‐head tracking by integrating multi‐viewpoint images captured by embedded cameras and depth information measured by LRF (Laser Range Finder).
The LRF human tracking can estimate 2D human positions robustly, and multi‐camera tracking can estimate 3D human‐head positions, which sometimes become unstable. In order to achieve tracking robustness, we combine the two tracking results by using the LRF result as maintenance information toward multi‐camera tracking. Through an experiment in a real environment, we confirmed that our method outperforms toward existing methods.
賞の概要:優秀論文賞
テーマ:施設内外の人計測と環境情報構造化
学生奨励賞
表彰元:社団法人 情報処理学会 関西支部
受賞対象:マルチホップネットワークにおけるVoIP転送へのネットワークコーディングの適用
内容:無線LAN(IEEE 802.11)を用いたマルチホップネットワークでは、パケット衝突回避の機構に起因する送信オーバヘッド(待ち時間)があるため、許容可能なIP電話(VoIP)の同時接続数を多くできません。このオーバヘッドを軽減し同時接続数を増加させるため、パケット連結と符号化を組み合せて送信パケット数を削減する新しい方式を提案し、 計算機シミュレーションによる評価により、提案方式の有効性を示しました。
賞の概要:情報処理に関する学問や技術の分野において優秀な業績をあげ、その将来を嘱望されるものに贈呈されます。
テーマ:中継パケット高速転送技術
優秀発表賞
表彰元:(社)情報処理学会 モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会
受賞対象:WiFiとWiMAXによるマルチパス・マルチホップアクセス経路 トラフィック制御方式の検討
内容:携帯電話、無線LANシステムなど無線システムの普及により、多様で異なる無線システムが混在する無線通信環境が構築されつつあり、また、この環境において多様なアプリケーションの利用が期待されています。以上のことから、有限である周波数資源のさらなる有効利用が求められおり、その技術として、無線通信環境に応じて、適応的に多様な無線システムを利用可能とするコグニティブ無線が提案されています。
我々は、コグニティブ無線ネットワークにおいて、基地局と端末との通信経路に加え、端末間のマルチホップ通信により新たに創出される通信経路を用いることにより、スループットを維持しつつ、遅延時間を減少されることを可能とするマルチホップアクセス経路の基本モデルとそれに基づくトラフィック制御方式を提案しています。 本稿では、WiFiによるマルチホップアクセス経路とWiMAXによる経路を併用するマルチパス・マルチホップアクセス経路において、そのトラフィック制御方式について述べました。
賞の概要:モバイルコンピューティングの研究に関して、技術の進展に寄与した論文に与えられます。
テーマ:コグニティブ無線通信技術の研究開発
ICROS Best Application Paper Award Finalist
表彰元:2008 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robotics and Systems
受賞対象:GazeRoboard: Gaze-communicative Guide System in Daily Life on Stuffed-toy Robot with Interactive Display Board
内容:高齢者の施設内など、様々な状況下で情報弱者に効果的に情報提示を行うため、ロボットの擬人性を導入し、視線に応じて共同注視やアイコンタクトをコミュニケーションに導入しながら案内をするぬいぐるみロボット看板システムを提案しました。
賞の概要:IROS2008の会議の中から5件選ばれたIntelligent Robot Systemの応用に関するベストペーパのファイナリストとして選ばれました。
テーマ:ネットワーク・ヒューマン・インタフェースの総合的な研究開発
第17回中山賞奨励賞
表彰元:中山科学振興財団
受賞対象:時間遅れを伴う報酬に基づく意思決定の脳内機構の解明
内容:意思決定の際にどれだけ先の報酬まで考慮するかという「報酬予測の時間スケール」に注目し、被験者が短期と長期の報酬予測を必要とする課題遂行時の脳活動をfMRIによって測定しました。 その結果、いわゆる「情動」回路が短期の報酬予測に、またいわゆる「認知」回路が長期の報酬予測に関わることを明らかにしました。
賞の概要:本年度のテーマ「情動の科学」に関する人間の科学について、独創的な研究をしている将来有望な研究者であること。
テーマ:メタ学習と情動コミュニケーション
非侵襲的脳活動計測を用いたヒトの報酬系における神経修飾物質系の機能の解明
日本心理学会国際賞奨励賞
表彰元:社団法人日本心理学会
受賞対象:道具を使うスキルの獲得と切り替えを可能にする脳のメカニズム
内容:道具を使うスキルが脳内に獲得される過程と、既に獲得されたスキルを適切に呼び出すメカニズムを、心理実験と脳活動計測・計算理論を融合した手法で解明し、国際的に高い評価を得ました。
賞の概要:日本の心理学の国際化を促進するために、平成18年度から新設の賞で、特別賞、奨励賞、功労賞の3つのカテゴリがあり、奨励賞は国際的に優れた業績を持つ中堅・若手心理学者に授与されます。
テーマ:人間情報コミュニケーション、学習動態脳プロジェクト、200チャンネル、ブレインマシーンインターフェースによる運動の意思の検出研究
平成20年度通信ソサイエティ活動功労賞
表彰元:社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティ
受賞対象:「英文論文誌編集副委員長としての貢献」および 「無線通信システム研究専門委員会副委員長としての貢献」
内容:英文論文誌副編集長としてソサイエティ論文賞選定プロセスの整備、論文の質の維持および向上に関係する数々の例外処理等に尽力し、論文誌及び編集業務の活性化とレベル向上に多大なる貢献しました。 また、無線通信システム研究専門委員会副委員長として研究会および大会の企画・運営を行い、研究会の活動と発展に貢献しました。
賞の概要:事業企画・参画または論文誌の査読を通じ、電子情報通信学会通信ソサイエティの活性化に多大な貢献をされた功労者に贈呈されます。
日本ロボット学会研究奨励賞
表彰元:(社)日本ロボット学会
受賞対象:「冗長自由度を有する脚式ロボットの実用的な接触力制御手法とバランス制御への応用」 (0214070725001)
内容:冗長自由度を有し、かつベースが地面に固定されていない脚式ロボットのための汎用的な接触力制御手法を提案しました。 さらに等身大ヒューマノイドロボットを用いて、未知外力の下かつ未知路面において、外力および路面形状を検出することなく、全身を使ってしなやかにバランスをとる実験に初めて成功しました。
賞の概要:平成19年度、日本ロボット学会主催の学術講演会等において、優秀な研究発表を行った若手会員(35歳未満)に授与される賞
テーマ:ICORP計算脳プロジェクト
第7回船井業績賞
表彰元:財団法人船井情報科学振興財団、情報科学技術フォーラム推進委員会
受賞対象:脳の情報処理機構解明への多大な貢献と、その情報通信への応用
内容:運動制御と高次認知機能に重要な役割を果たす小脳に関する、身体の一部、道具、他人の脳などの機能をまねる神経回路が学習によって獲得されるという『小脳内部モデル理論』の提案から、最近のBMI研究開発に至るまでの研究成果が、情報技術分野に多大な貢献をしたことを認めたもの。
賞の概要:情報技術分野に関する学術または関連事業に対し特別の功労がありその業績が顕著であるとともに、FITにおいて講演を行うことによって貢献をなし、かつ船井業績賞を受けたことのない者に贈呈されます。
テーマ:人間情報コミュニケーション、学習動態脳プロジェクト、計算脳プロジェクト、BMIによる運動の意思の検出研究、日本の特長を活かしたBMI
Young Investigator Award Information
表彰元:BIOMAG2008
受賞対象:Single-trial classification of object category perceptio
内容:過去に、object categoryの神経相関を脳磁図で解明されてきた。我々は、その知見と比較しながら特徴量を選別し、かつCross validationやBays推定などを組み合わせる事で、一被験者の誘発磁場から、顔/家/車の2クラス判別を80%以上で1秒以下に可能としました。
賞の概要:この賞は35歳以下のポスター発表者のうち約20名に与えられます。
テーマ:知覚交替の複合化と意図的コントロールに関する研究
マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2008) 優秀論文賞
表彰元:(社)情報処理学会
受賞対象:転送リストを用いた高効率・低負荷フラッディング方式の提案
内容:車車間通信では、一般にフラッディングが検討されるが、通常の方式では全受信端末が転送を行うため、ネットワーク内の総パケット数が急激に増加する問題がある。本稿では、送信時に受信パケットの統計情報から中継端末を指定することにより、無駄な転送を確実に削減する方式を提案し、計算機シミュレーションおよび実機実験による評価を行いました。
賞の概要:マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2008)で発表のあった289件のうち、特に学術・技術の普及に貢献する優秀な論文と認められたものに与えられます。
テーマ:中継パケット高速転送技術
電子・情報・システム部門大会 奨励賞
表彰元:電気学会 電子・情報・システム部門
受賞対象:移動ロボットのための複数のタスク環境における学習に適した形態の設計法
内容:強化学習と実数値遺伝的アルゴリズムを用いて、学習に適したセンサ形態を持つロボットを設計する手法を提案しました。提案手法を、多数のタスク環境においてライントレースを行なうロボットの形態設計に適用し、有効性を示しました。
賞の概要:平成19年度電気学会 電子・情報・システム部門大会において、優れた発表を行なった若手研究者に授与されます。
テーマ:UC
Best Humanoid Award
表彰元:ロボカップ国際委員会
受賞対象:Team Osaka Teen-size
内容:RoboCupは、自立移動ロボットによるサッカーを題材とした国際的な協議会であり、ロボット工学と人口chi王の融合・発展を目的としています。産学連携チーム「Team OSAKA」は、初出場(2004年)からBest Humanoid Awardを取り続けており、今回で5連覇となります。
賞の概要:RoboCup2008のヒューマノイドロボットリーグにおいて、全ての競技を通した総合優勝者に贈られる賞です。
First Place in RoboCup@Home
表彰元:RoboCup Federation
受賞対象:eR@sers
内容:ロボカップ@ホームは日常生活で人間を支援する自律ロボットの世界的競技である。 玉川大・電気通信大と組織したチームeR@sers(イレイサーズ)として優勝しました。
賞の概要:ロボカップ世界大会@ホームリーグにおける優勝チームに与えられる表彰です。
テーマ:音声コミュニケーショングループ
The Gabor Award
表彰元:International Neural Networks Society
受賞対象:神経回路分野における工学的応用
内容:長年における国際神経回路分野における工学的応用に関する業績に対して受賞。
賞の概要:国際神経回路学会が創設した賞であり、同分野への「生物工学的」「感覚認知」あるいは「工学応用」において画期的な貢献があった人物を賞するもの。
平成20年度近畿情報通信協議会会長賞
表彰元:近畿情報通信協議会
受賞対象:自然言語処理技術の研究、ユビキタス技術を活用した医療看護現場の業務改善のための研究など、 情報通信技術の発展への貢献
内容:自然言語処理技術の研究、ユビキタス技術を活用した医療看護現場における業務改善のための研究など、情報通信技術の発展に貢献したことによる受賞。
賞の概要:近畿総合通信局と共催で開催される平成20年度「電波の日・情報通信月間」記念式典に際して、近畿情報通信協議会より情報通信発展の功績を表彰される。
テーマ:日常行動・状況理解に基づく知識共有システムの研究開発
ロボカップ@ホームリーグ優勝
表彰元:ロボカップジャパンオープン2008沼津開催委員会
受賞対象:eR@sers
内容:ロボカップ@ホームは日常生活で人間を支援する自律ロボットの世界的競技で、ジャパンオープンはその日本予選である。玉川大・電気通信大と組織したチームeR@sers(イレイサーズ)として優勝しました。
賞の概要:ロボカップジャパンオープン@ホームリーグにおける優勝チームに与えられる表彰です。
テーマ:音声コミュニケーショングループ
2007年度無線通信システム研究会活動奨励賞
表彰元:社団法人電子情報通信学会 無線通信システム研究会
受賞対象:“繰り返しウエイト更新を行うOFDM用pre-FFT型MMSEアダプティブアレーの非同期同一システム干渉抑圧特性,” 信学技報, RCS2007-69, pp. 93-98, Aug. 2007.、他
内容:2非同期干渉抑圧アダプティブアレーとその利用に適したMACプロトコルを提案し、合わせて開発した IEEE 802.11g無線LANの物理層・MAC層、複数ノード間伝搬路生成処理を実装したシステムシミュレータを用い、提案方式により無線システムの面的周波数利用効率を大幅に改善可能であることを明らかにした。
賞の概要:電子情報通信学会無線通信システム研究会において優秀な論文投稿ならびに発表を行った若手研究者を表彰。
テーマ:空間軸上周波数有効利用技術の研究開発
平成19年度喜安記念業績賞
表彰元:情報処理学会
受賞対象:携帯電話によるネットワーク型コーパスベース音声翻訳システムの構築
内容:20年に及ぶ研究成果を統合し、旅行会話の音声翻訳を可能とするシステムを開発し、世界に先駆けて携帯電話とサーバを用いた商用サービスとして事業化した。 総合科学技術会議にて、イノベーション25の代表的技術の一つとして認められた。 数々の顕著な研究成果をあげ、世界で初めての商用音声翻訳システムを実現した。
賞の概要:産業界における顕著な業績を顕彰するため、平成13年度に新設された。毎年3件以内を選定する。
テーマ:1。大規模コーパスベース音声対話翻訳技術の研究開発
2。携帯電話などを用いた多言語の自動翻訳システム
The Best Paper Award
表彰元:IEEE Human System Interaction Conference
受賞対象:Cognitive Modeling についての発表論文について
内容:In order to better understand human mind and improve interaction between machines and humans, we discussed emotion elicitation and decision making from the perspective of neuroscience, psychology and developmental robotics.
Psychodynamic appraisal mechanism is proposed for the goal of creating consistent and comprehensive model for cognitive development, which may serve as a framework for future work.
賞の概要:Human System Interaction Conference 2008 (開催期間2008/5/25-27)においてCognitive Modelingの発表分野で最も優秀な論文として選ばれた。
テーマ:知覚認知メカニズムの研究開発
平成19年度電子情報通信学会功績賞
表彰元:社団法人電子情報通信学会
受賞対象:衛星通信の研究開発等における顕著な成果と学術界及び産業界の発展への貢献
内容:永年にわたり、衛星通信システムの研究開発に取り組み、数々の優れた研究成果をあげ、わが国及び国際的な情報通信の発展に顕著な功績を挙げた。
また、その知識等を活かし、永年にわたり国内および国際の各種委員会・審議会において数々の要職を務め、技術基準の策定や国際標準化活動に取り組むとともに研究者育成にも尽力し、多くの優れた人材を学術界および産業界に輩出した。
賞の概要:音響に関する工学技術の進歩発展に特に貢献した会員に贈られる音響技術の振興を目的として平成5年に創設された賞。
テーマ:電子工学および情報通信に関する、特別功績のあった者に対して贈られる賞
日本音響学技術開発賞
表彰元:日本音響学会
受賞対象:携帯電話によるネットワーク型コーパスベース音声翻訳システムの構築
内容:20年に及ぶ研究成果を統合し、旅行会話の音声翻訳を可能とするシステムを開発し、世界に先駆けて携帯電話とサーバを用いた商用サービスとして事業化した。 総合科学技術会議にて、イノベーション25の代表的技術の一つとして認められた。 数々の顕著な研究成果をあげ、世界で初めての商用音声翻訳システムを実現した。
賞の概要:音響に関する工学技術の進歩発展に特に貢献した会員に贈られる音響技術の振興を目的として平成5年に創設された賞。
テーマ:1。大規模コーパスベース音声対話翻訳技術の研究開発
2。携帯電話などを用いた多言語の自動翻訳システム
第7回徳川宗賢賞萌芽賞
表彰元:社会言語科学会
受賞対象:話し合いへの印象に影響を及ぼす会話行動: プロの司会者と素人の印象評定の比較および話し合いの相互行為過程の分析
コミュニケーションの専門家に焦点を当ててその暗黙知を明らかにしようとする試みは、専門家と非専門家とのコミュニケーションのあり方へ重要な示唆を与えることが期待されるだけでなく、コミュニケーション研究に新たな地平を開く可能性を秘めているといえよう。また、その方向性は、本学会が標榜するウェルフェア・リングイスティックスへ貢献することが強く期待される。
賞の概要:毎年本学会誌『社会言語科学』に掲載された論文の中から、とくに優れた論文に授与されるものである
テーマ:自律型対話プログラムによる科学技術リテラシーの育成
学術奨励賞
表彰元:電子情報通信学会
受賞対象:コグニティブ無線における階層型QoS経路制御方式の提案
複数の無線メディアを適応的に同時利用するコグニティブ無線アクセスネットワークにおいて、効率よくQoS経路制御を行うことを目的とし、各通信経路への通信トラフィックの振り分けを2段階に分けて制御する階層型QoS経路制御方式を提案した。 また、制御に必要な伝送路品質の定義方法について明らかにした。
賞の概要:電子工学・情報通信に関する学問、技術の奨励のため、有為と認められる新進の科学者・技術者に贈呈される。
テーマ:コグニティブ無線通信技術の研究開発
第23回電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術賞)奨励賞
表彰元:(財)電気通信普及財団
受賞対象:「A Noise Immune GHz- Clock Distribution Scheme Using Synchronous Distributed Oscillators」 「Synchronizability of Distributed Clock Oscillators」
多数の分散配置したリングオシレータを互いに配線で結合し、高精度の同期を得る回路方式に関する研究であり、 CMOSによるプロトタイプの試作により世界に先駆けてクロッキング方式を実証し、 さらにメカニズムと動作原理を厳密に解明し応用回路を導出した。
概要:「電気通信普及財団賞」は、 電気通信についての社会科学的又は工学的技術的観点からの優れた著作や研究論文を表彰するもので、 昭和60年度から毎年実施。
Young Researcher Award (YRA)
表彰元:IEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter
方策のパラメータ空間においてパラメータ変化が及ぼす平均報酬の変化を量る計量に基づく方策勾配型強化学習法を提案した。 提案手法では方策改善による平均報酬の変化率を一定とできるため学習曲線が直線を描くことができる。 さらに、極値付近において提案手法は2次収束性を持つニュートン法と等価となることを示す。
ニューロコンピューティング研究会で発表した35歳以下の中から、担当委員が採点し年間8名を表彰する。
テーマ:次世代コミュニケーションデバイス用ソフトウェア
インタラクション2008 インタラクティブ発表賞
表彰元:社団法人情報処理学会
多感覚伝達の研究開発では、遠隔地の情報があたかもこの場にあるがごとく再現する超臨場感コミュニケーションを実現するために、 視覚・聴覚・触覚などの多感覚情報の取得・統合・提示に関する基礎技術について研究開発を行なっていて、 広視野角なレンズアイの提案による箱型立体ディスプレイの検討し、その成果を発表した。
(社) 情報処理学会 シンポジウム “インタラクション2008”において、革新的なインタラクション研究の方向性を示し、 今後の情報処理分野での発展に寄与する優秀な発表に授与された賞である。
テーマ:多感覚インタフェースの研究開発
インタラクション2008 インタラクティブ発表賞
表彰元:社団法人情報処理学会 インタラクション2008
電子ペーパーや有機ELなど、曲げられるディスプレイが実用化されたときの電子ブックの インタフェースとして曲げの利用を提案するとともに、プロトタイプを展示しデモンストレーションをする。
革新的なインタラクション研究の方向性を示すものであり、今後の情報処理分野の発展に寄与する優秀な発表として表彰する。
テーマ:情報セラピーの刺激提示インタフェースの研究開発
JGN2アワード地域貢献・人材育成
表彰元:独立行政法人 情報通信研究機構
JBプロジェクト(WIDEプロジェクトを中心としたプロジェクトで、 JGN2を利用 した次世代インターネット技術の研究開発、および実運用環境での研究開発物の実証実験を行なうプロジェクト)に参加。
テーマ:JGN2の4年間の研究開発活動において、特に優れた成果を挙げたと認められる一般プロジェクト
神戸ビエンナーレ2007ロボットメディアアートコンぺディション最優秀賞
空間内に配置されたセンサからの情報をもとに空間中央に配置された額縁内の絵が穏やかに変化して行く。
また、空間内に配置されたランプの点滅や観葉植物の揺れにより、空間はその意思を人に伝えようとする。
人は空間の意図を自身の行動と現象の関係性から想像する。この空間と人との穏やかな対話によって人の 中に想起される空間のエージェンシーや人格をロボットとして表現した。
テーマ:ネットワークヒューマンインタフェースの総合的な研究開発
APNNA Outstanding Achievement Award
アジア太平洋地域におけるNeural Networks, Neuro-Computingの分野において独創的な研究功績のあった研究者に対し、毎年1名授与するもの。
近年の独創的な神経回路研究に対して功績に対して授与
2004年受賞 甘利俊一先生(理化学研究所)
2005年受賞 福島邦彦教授(東京工科大学)
2006年受賞 Professor Lei Xu (The Chinese University of Hong Kong)
論文賞
前年12月までの1年間に、日本神経回路学会関連の全ての査読付き論文誌に発表された論文のうち、 優秀と認められたものに贈られる。
大脳基底核ループの情報がどのように統合されるかのモデルを提案しいくつかの予測をfMRI実験により検証した。
Best Paper Award
14th International Conference on Neural Information Processing (ICONIP2007)に投稿された発表&抄録のうち、優秀な5本に授与されるもの。
到達運動中に、視覚によるフィードバック情報と体性感覚によるフィードバック情報を逆転させて与えるという実験的操作により、 運動中の軌道修正における双方の寄与についての相対的関係を明らかにした。0214070618003
ドコモ・モバイル・サイエンス賞 優秀賞 先端技術部門
受賞対象:音声翻訳システムの研究開発
概要:日本国内における移動通信の発展と若手研究者の育成を目的に制定された優れた研究成果・論文等に対する賞
コーパスベース音声翻訳手法を用いて、世界初の携帯端末用日英・日中翻訳システムを実現した。 旅行会話向けの単語(日英辞書100万文、日中辞書50万文)を有し、PDA端末で利用する。 ノイズ耐性が高く、単語認識率は約90%。翻訳時間は数秒ほどで、日英翻訳の水準はTOEIC600点の実用レベルに達している。
第15回UBI研究発表会優秀論文
受賞対象:センサ・ネットワークにおける個人の行動計測のための小型装着型機器の開発
内容:センサ・ネットワークにおける個人の行動計測のために開発を進める小型装着型機器の設計と実装結果について報告
概要:情報処理学会UBI研究会における発表の中で特にすぐれているものを毎回一般発表と学生発表各1件選定する。 なお、優秀論文の表彰式は20年度秋の予定。
テーマ名:日常行動・状況理解に基づく知識共有システムの研究開発
NFT Award Finalist for Entertainment Robots and Systems Toward Ubiquitous Intelligent Robotics (IROS2003)
表彰元:IEEE/RSJ 2007 International Conference on Intelligent Robots and Systems
内容:Ubiquitous Intelligent Robotという概念を提案し、その実現に向かう研究開発事例を紹介しました
テーマ:超高速知能ネットワーク社会に向けた新しいインタラクション・メディアの研究開発
IEEE Robotics and AutomationSociety(RAS)Japan Chapter Young Award
表彰元:IEEE Robotics and AutomationSociety Japan Chapter
内容:遠隔操作型のロボットと人が相互作用する際、人はロボット自身と相互作用しているように感じるのか、 それとも背後の人と相互作用していると感じるのか、またそのような感じ方の違いは相互作用にどのような影響を与えるのだろうかと言う事を検証した
賞概要:日本国内の大学院に在学する若手研究がIROS2007に投稿した論文の中から、優秀であると判断した論文に対して表彰
テーマ:相互作用における主観評価の定量的・連続的評価手法の確立
エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード2007
受賞対象:「時空間適応信号処理による無線通信システムの大容量化に関する研究」
概要:日本において将来を嘱望される若手研究者の情報通信技術研究の奨励(表彰元の社会貢献活動の一環) 無線通信システムの容量改善に向けた干渉抑圧技術(アレーアンテナ受信と非線形干渉キャンセル技術を結合したCDMA受信機、 および非同期システム間干渉抑圧のための小型端末に搭載可能な低演算量アダプティブアレー)の研究、 ならびに適応信号処理を用いた無線通信システムの特性評価手法に関する検討
2006Neuroscience Research Excellent Paper Award (2006年Neuroscience Research優秀論文賞)
前年12月までの1年間に、論文誌Neuroscience Researchに発表された論文のうち、優秀と認められたものに贈られる。
円滑性追跡眼球運動の予測に関わる脳のメカニズムの解明を目的として、 正弦波運動する視標に対する追跡眼球運動課題および心的追跡課題を用いたfMRI実験を行った。その結果、 外側後頭側頭野の前部と上側部の神経活動が円滑性追跡眼球運動の際の視標運動の予測に関係していることを明らかにした。
平成19年度通信ソサイエティ活動功労賞
当ソサイエティにおける事業企画、参画、または論文誌の査読を通じたソサイエティ活動への貢献に対する表彰.
通信ソサイエティ和文・英文論文誌投稿論文の査読委員として、 過去数年間にわたって多数の論文査読を短期間で行ったことによる、論文誌編集に対する貢献
第21回(平成18年度)塚原仲晃記念賞
生命科学の分野において独創的な研究を行っている45歳以下の研究者(国内外を問わない)に対して贈呈される。
人間や動物が試行錯誤を繰り返す中で、 新たな行動レパートリーを獲得していく仕組みを解明することを大きな研究目的とし、 ロボット実験により行動学習において重要な問題は何かを明らかにし、理論解析に よりその解決に必要な処理の候補を探り、さらに動物実験、脳活動計測実験によりその脳での実体に迫るという、 実証的計算神経科学のアプローチを切り開いて来た。
Eurographics2007 The Animation Theatre Program Committee Award
CRESTプロジェクト「キャラクタ発話制作に関する研究」の研究課題のひとつであるリップシンク支援作成技術に関する研究成果映像
「Iron wand princess – short version」
(http://www.cgg.cvut.cz/eg07/index.php?page=awards)
映像情報メディア学会 学生優秀発表賞
顔に対する親和度の違いが顔を見た際の心理的印象と脳活動に与える影響について、未知顔と自分顔の顔画像を実験刺激として、 アンケートによる印象評定と近赤外分光法による前頭前野のoxy-Hbの測定により調べた。 未知顔と自分顔という親和度の違いが心理的印象を変化させ、自分顔の提示が脳活動を活性化させることが示された。
第2回「ものつくり日本大賞」 優秀賞
産学連携チーム「Team OSAKA」が開発した自立型二足歩行ロボットVisiON(ヴィジオン)は、 ロボットサッカー大会「ロボカップ」で3年連続優勝を達成。 設計技術、通信技術、外装の設計技術、画像認識技術、運動制御技術につき強化が図られ、 培った成果をロボット製品として次世代ロボットの市場を想像すべく事業を展開。