プレスリリース

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平成18年8月23日
報道関係各位


「駅ロボLIVE in 学研奈良登美ヶ丘駅」案内ロボの実験開始について

株式会社国際電気通信基礎技術研究所(所在地:けいはんな学研都市)、社団法人関西経済連合会、 および近畿日本鉄道株式会社は、近鉄けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅構内において、 5月31日よりロボット実証実験「駅ロボLIVE in学研奈良登美ヶ丘駅」を奈良県、 関西次世代ロボット推進会議の後援を得て実施致しておりますが、 その一環として今般、案内ロボ実験を開始することとなりました。
株式会社国際電気通信基礎技術研究所では、 複数のロボットが連携して人にサービスを提供するネットワークロボット技術の研究開発を進めており、 この「駅ロボLIVE」では、駅の利用者を対象として、状況に応じたロボットサービスの実証を行っています。
つきましては、下記のとおり「駅ロボLIVE in学研奈良登美ヶ丘駅」案内ロボ実験開始セレモニーを行いますので、ご案内申し上げます。



名  称:「駅ロボLIVE in 学研奈良登美ヶ丘駅」案内ロボ実験開始セレモニー
実施日時:平成18年8月28日(月) 12時30分~ 10分程度 
場  所:近鉄けいはんな線 学研奈良登美ヶ丘駅改札内コンコース
(住所:奈良市北登美ヶ丘1丁目14番)
内  容:①MCによる実験の主旨、ロボットの説明
②コミュニケーションロボット(Robovie-Ⅱ)による挨拶および案内ロボ実験の実演
備  考:セレモニー終了後、案内ロボを実際に体験していただけます。
※ご取材を希望される方は当日までに下記問合わせ先にご一報ください。

本件に関するお問合せおよびご取材のお申し込み先
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 知能ロボティクス研究所
  主幹研究員 秋本 高明(Tel:0774-95-1472)

ご案内先:大阪経済記者クラブ、学研都市記者クラブ、大阪科学記者クラブ、総務省記者クラブ、情報通信記者会、青灯クラブ、近畿電鉄記者クラブ、奈良県政 記者クラブ、奈良市政記者クラブ、生駒市政記者会、東大阪市政記者クラブ、東海交通研究会
 【参 考】

「駅ロボLIVE in 学研奈良登美ヶ丘駅」の概要

①ロボ劇場(実施済み)
*実施期間  平成18年5月31日(水)~平成18年6月14日(水)
         ※6月6日(火)、6月13日(火)を除きます
*実施時間  12時30分、13時30分(1日2回 5分程度) 
*内  容  小型ヒューマノイドロボット(Robovie-M)やコミュニケーションロボット(Robovie-Ⅱ)が、 身振り手振りを交えながら
                   陽気にお話し、人とのコミュニケーションの実証実験を行います。

②案内ロボ(今回ご案内分)
*実施期間  平成18年8月28日(月)~平成18年9月12日(火)
                   ※9月4日(月)、9月11日(月)を除きます。
*実施時間  上記実施期間中不定期に実施
                     但し、8月29日~31日、9月2日、3日、9日、10日は、13時と14時に実施予定。
*内  容   コミュニケーションロボット(Robovie-Ⅱ)が、駅を訪れた人々にバスや近隣の施設情報 (学研奈良登美ヶ丘駅南側にオープンした
                「イオン奈良登美ヶ丘ショピングセンター」の店舗情報を含む) などを案内し、駅の利用を便利にサポートする実証実験を行います。
③見守りロボ
*実施期間  平成18年9月上旬~平成18年10月中旬(予定)
  *内  容  駅構内での旅客の流れを見守り、不審行動や異常事態を検出するための基礎データ収集を行います。

なお、学研奈良登美ヶ丘駅構内でのロボット実証実験「駅ロボLIVE in 学研奈良登美ヶ丘駅」は「学研都市と東大阪・大阪とのゆめはんな連携事業」のシンボルイベントのひとつとして実施いたしております。
*実施主体:株式会社国際電気通信基礎技術研究所
(知能ロボティクス研究所・音声言語コミュニケーション研究所)
  *実施協力:社団法人関西経済連合会、近畿日本鉄道株式会社
    *後    援:奈良県、関西次世代ロボット推進会議

また、株式会社国際電気通信基礎技術研究所をはじめとする研究機関5社は、平成16年度から総務省委託研究開発プロジェクト(注)を実施しており、今回の 実証実験はその一環として実施するものです。
(注)「ネットワーク・ヒューマン・インターフェースの総合的な研究開発(ネットワークロボット技術)」
    実施機関:
       (株)国際電気通信基礎技術研究所、(株)東芝、日本電信電話(株)、三菱重工業(株)、松下電器産業(株)

以上

○Robovie-II
人間の目・耳・口の代わりに、カメラ・マイク・スピーカーなどの装置が取り付けられたコミュニ
ケーションロボット。全身の11箇所の関節を駆使し、コミュニケーションに必要な様々なジェスチ
ャーが可能です。

特徴:
・完全自律型コミュニケーションロボット
・人間とよく似た自由度配置
・周りが見渡せる全方位視覚センサ
・触れられると感じる皮膚センサ
・高さ1140×幅520×奥行き500(mm)
・重さ39kg


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