研究紹介

ATRでは脳情報科学、ライフサポートロボット、無線通信の3つの分野を軸とし、分野横断的研究、分野融合型研究に取り組んでいます。

各研究所で取り組んでいる研究内容を紹介します。

脳情報通信総合研究所

    計算論的神経科学の手法を用いて、脳の機能を理解すること、 そして、それによって得られた知見を応用し、すべての人に やさしいICT技術と未来型コミュニケーションを実現する 情報通信の基礎技術としての「ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」 の開発をめざします。
  • 脳情報研究所
  • 脳機能の計算論的理解に基づき、脳内情報を解読し、身体機能の治療、回復、補綴、補完を可能とするBMI を開発し、臨床応用と情報通信に役立てることをめざしています。
  • 認知機構研究所
  • 最先端の脳活動計測法・ロボットや計算機による脳機能のシュミレーションを用いて、人間の高次脳機能を解明し、コミュニケーション支援や使いやすいインタフェースの開発に役立てます。
  • 脳情報解析研究所
  • 統計や機械学習の理論に基づいた脳の機能を理解するための手法の開発、また、それに基づいたコミュニケーション技術の開発を目指しています。

社会メディア総合研究所

    人と人をつなぐ社会メディアについて世の中にインパクトのある新概念やコア技術を創出するとともに、実用的なシステムを開発します。
  • 知能ロボティクス研究所
  • 生活に役立つロボットの実現をめざして、コミュニケーションメディアとしてのロボットや知的環境を研究開発しています。そのために、サービスすべき人々の特性を知る「人々を知る」研究について、サイエンスとテクノロジーの両面から追求しています。
  • 石黒浩特別研究室
  • 人の存在感はどこからやってくるのか?人の存在感を伝えたり、記録する仕組みを作り上げられるか?この疑問を探求するために、さまざまな遠隔操作アンドロイドの開発を通じて研究を行っています。
  • 適応コミュニケーション研究所
  • 私たちの生活の安全・安心、環境・効率や快適性・利便性の向上を目指して、末端どうしが直接通信するアドホックネットワーク技術や限られた電波資源を有効利用するコグニティブ無線技術などを応用した新世代の無線通信システムの研究開発を進めています。
  • 波動工学研究所
  • スマートフォンから衛星通信まで、電波を使った機器やサービスは安心で豊かな社会生活に欠かせません。限りある電波を余すところなく有効利用し、快適なサービスを実現する先進技術や新アプリケーションのための基盤技術の研究開発を行っています。
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