ミッション&社長ご挨拶

ミッション

国際的な産・学・官の連携のもとに情報通信関連分野における先駆的・独創的研究を推進する
優れた成果を挙げて広く社会・人類の幸せに貢献するとともに高度な専門的人材の育成にも寄与する
世界的な研究開発拠点として関西文化学術研究都市の発展に中核的な役割を果たす


ご挨拶

令和 3年 6月
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)


 
 Asami
代表取締役社長 
浅見 徹
(あさみ とおる)

 武漢から始まったCOVID-19パンデミックは、一年以上経っても一向に収まる気配がありません。
1990年代に日本では感染症は解決済みと考えましたが、我々の驕りでした。また、人口の都市集中と都市間の人や物の移動が当然と産業社会を礼賛していましたが、それにも大きな社会的リスクがあることが分かりました。ICTの面では、昨年からオンライン会議が普及していますが、それ以前の約20年間、オフィスのデジタル化が全く進んでいなかったとも気づきました。驕りや色々なことについて気づきを与えてくれたという意味で、このパンデミックを福音に変えていきたいものです。
 ATRは今年が35周年に当たります。音声機械翻訳、VRを用いた仮想会議、衛星間光通信など、30年後の現在にようやく商用化され始めた技術について、産学官・国際連携を柱に1986年に基盤研究を開始しています。研究期間と目標の遠大さには、情報化社会に突き進んでいた1980年代の諸先輩の意気込みを感じます。
 以来、ATRは、ヘルスケア・医療、生活支援などにおいて重要な「心をつなぐ」先駆的・独創的研究を目指して、脳情報科学、インタラクション科学、無線通信技術、生命科学の分野において国内外の大学や企業などと緊密な連携をはかりながら進めてまいりました。少子高齢化社会においては、生きがいや人とロボットの共生等、課題が山積しています。次の社会の一端を支える技術を研究と事業開発と一体となって推進し、設立以来の公益指向の企業理念であるイノベーションや地方創生への貢献を目指しています。
 今後とも、ご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。