睡眠中の意識体験の理解を深めることを目的としたデータベースの夢のスタート
夢がどのように、いつ、なぜ起こるかをより深く理解するため、ATRの土谷氏らのチームが、世界中の37の機関に所属する53人の脳科学研究者と共同で、すべての人が自由にダウンロードできる、DREAMデータベースを構築したこと『Nature Communications』に発表しました。データベースは、脳波と夢の報告の同時計測データを含みます。
これまでの研究では、夢の神経画像研究が睡眠中の意識の神経認知プロセスを調査するために不可欠であるものの、1つの研究で収集できる観察数の制限のため、多くのことが未解決のままでした。今回のデータベース構築により、世界中のデータサイエンティストが夢の脳研究に参入することが可能になり、今後、研究が大きく進展することが期待されます。
英語版のモナシュ大学のプレスリリースはこちら:https://www.monash.edu/news/articles/dream-start-for-database-that-aims-to-improve-our-understanding-of-conscious-experience-in-sleep
論文のリンクは https://rdcu.be/eAwni