プレスリリース


2020年 1月 30日

けいはんなリサーチコンプレックス
(公財)関西学術研究都市推進機構
(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)

ATRとインドを代表する経済団体CII(インド工業連盟)が覚書を締結
~けいはんな学研都市でイノベーションに関するグローバル連携が拡充~

関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)で世界に冠たるイノベーション創出を目指す「けいはんなリサーチコンプレックス (中核機関:公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構、以下「けいはんなRC」)事業」において事業化支援・イノベーションハブ推進活動を担う株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下「ATR」)と、1895年に設立されたインドを代表する経済団体であるConfederation of Indian Industry(以下「CII」:インド工業連盟)は、1月13日に両国の産業振興に向けた様々な共創プロジェクト等の創出を支援し、イノベーションや研究開発における双方向の協力を推進する覚書を締結しました。

ATRは、2016年10月のけいはんなRC事業開始以降、イスラエル、スペイン・バルセロナ市、米国・ニューヨーク市、カナダを中心に世界中のイノベーションに関する団体・個人とのネットワークの構築とこれを活かした事業化支援活動を行っており、日本の大企業等と国内外のスタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト組成やグローバルスタートアップ支援プログラムを実施しています。

本覚書により、これらの活動へのインド企業の参加等、CIIと協力してイノベーションに関する連携を深め、けいはんな学研都市におけるグローバルイノベーションエコシステムの一層の充実を図ります。


■けいはんなリサーチコンプレックス事業について
文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が支援する「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」の実施拠点として、けいはんな学研都市の46機関が参画(中核機関:公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構(KRI))し、国内外のイノベーション都市・拠点との連携を重視しながら、i-Brain(脳・人間科学技術)とICT(情報科学技術)をコアとする技術開発、プロデュースマインドを持った人材の育成、大学・研究機関・大手・中堅・中小企業・ベンチャー・地域住民の共創によりイノベーションの連鎖を自律的に引き起こす「イノベーション・エコシステム」の構築に取り組み、「人が渦巻くけいはんな」、「高収益事業が生まれるけいはんな」、「世界へ飛翔するけいはんな」の実現を目指す。
URL:https://keihanna-rc.jp/

■Confederation of Indian Industry(CII:インド工業連盟)について
インドの産業発展を目的に1895年に設立されたインドを代表する非政府・非営利経済団体。9,100の企業・組合会員と、地域・セクター別の組合に加盟する30万を超える間接的な会員企業を擁し、また133カ国の394組織との間で協力関係を有する。業界が主導しインドの開発プロセスに積極的な役割を果たしている。
URL:https://www.cii.in/


■公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構(KRI)について
所在地:京都府相楽郡精華町光台一丁目7(けいはんな学研都市)けいはんなプラザラボ棟3F
代表者:柏原 康夫理事長(関西経済連合会副会長)
事業内容:けいはんな学研都市における新産業創出など産業振興及び学術研究の発展に資する事業。けいはんな学研都市における立地促進及び都市居住者・研究者・立地施設等の交流促進。けいはんなRCでは、中核機関として全体推進の役割を担う。
URL:https://www.kri.or.jp/

■株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)について
所在地:京都府相楽郡精華町光台二丁目2番地2
代表者:浅見 徹 代表取締役社長
事業内容:脳情報科学、ライフ・サポートロボット、無線通信などの情報通信分野と生命科学に関する研究開発及び事業化など。けいはんなRC事業では、事業化支援及びイノベーションハブ担当として、グローバルなマッチング、スタートアップ支援などを担う。
URL:https://www.atr.jp/


■本件に関するお問い合わせ
 けいはんなリサーチコンプレックス
 広報担当 辰巳(ATR)、山戸(KRI)
 Email: rc-presspr@keihanna-rc.jp
 TEL: 0774-95-1176(ATR)、0774-95-5047(KRI)