▼ 代表取締役社長 浅見徹 新年のご挨拶 ▼
明けましておめでとうございます。 1986年創立以来、ATRは国内外の大学や研究機関、企業等との研究交流、共同研究を積極的に進めつつ先駆的・先端的な研究開発に取り組み、近年は、健康長寿社会の実現を目指し研究と事業化に取り組んでおります。 音声認識のように30年前の研究が最近になって実用化する基礎研究もあります。基礎研究には長い展望に基づく今を考えられる研究者が必要です。それがあれば、目先の技術動向に右往左往せずに腰を据えた研究開発をすることができます。 大阪・関西万博が開かれる2025年までに、AIが人間を凌駕するシンギュラリティまでの期間の1/5が過ぎます。この意味で、どのような「いのち輝くシンギュラリティ社会」を目指して科学技術を推し進めるべきか示すことが重要です。人工知能や電波COE等、けいはんな地区の研究拠点としての認知をベースに、国内外との研究交流や共同研究を通じて新たなビジョンを示さなければならないと考えます。 引き続き本NewsLetterを通じてATRの諸活動をご理解いただき、ご興味を持っていただければ幸いです。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 |
![]() 代表取締役社長
浅見 徹
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▼トピックス▼
≪ ATRオープンハウス2020開催の御礼 ≫
昨年11月5日~6日、「科学技術イノベーションが拓くアフターコロナの社会~研究者と共に考えよう~」を テーマに「ATRオープンハウス2020」を初めてバーチャルで開催しました。
経営層・第一線の研究者による講演やオンライン講座等のライブ配信、ポスターや動画にチャットシステムを取り入れた展示をATRの研究開発分野のみならず関連会社や国内外のスタートアップ企業、パートナー機関により行いました。参加者からは「非常に難しい課題に対して成果を挙げていることに感銘を受けました。」等の声が寄せられ、コロナ禍後の社会に科学技術がどう貢献していくか共に考える場となりました。
展示、ウェビナーは、ATRのホームページにおいて引き続きご紹介しています。
https://www.atr.jp/expo/index.html


≪研究開発≫
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【報道発表:2020.11.5】
ロボットでもCGでも2者に褒められると運動技能の習得が促進される
~学習やリハビリの支援システム開発に貢献~
https://www.atr.jp/topics/press_201105.html -
【報道発表:2020.11.10】
店員ロボットの実証実験開始!
~マスクをしてないお客様には、店員ロボットが近づき注意します~
https://www.atr.jp/topics/press_201110.html -
【報道発表:2020.12.8】
うつ病を脳回路から見分ける先端人工知能技術を開発
~撮像施設によらず有効な脳回路マーカー・臨床応用に向け前進~
https://www.atr.jp/topics/press_201208.html -
【受賞】
・脳情報研究所 数理知能研究室 川島一朔らが公益社団法人日本心理学会より「優秀発表賞」を受賞しました。
https://www.atr.jp/prize/prize_content_j.html#x20201022
・石黒浩特別研究所 時嘉祺らが、Asia-Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference 2020より「The Best Paper Award」を受賞しました。
https://www.atr.jp/prize/prize_content_j.html#x20201210
≪ご来訪≫
・井上信治内閣府特命担当大臣(科学技術政策)が12月11日に来所されました。
https://www.atr.jp/topics/news.html#x202012112


・河野太郎行政改革担当大臣ならび安藤裕議員が12月20日に来所されました。
https://www.atr.jp/topics/news.html#x20201220


≪イベント≫
4月16日に「幹細胞を用いた化学物質リスク情報共有化コンソーシアム」の2021年度年会で佐藤匠徳特別研究所所長 佐藤匠徳が講演いたします。
https://www.atr.jp/event/event.html#w20201209
▼ Editor's Note ▼
あけましておめでとうございます。昨年はコロナにより、当たり前としていたことががらりと覆された1年でした。大変な心配をされた方も多くいらっしゃると思います。しかし、人は不便や不都合なことに直面するとどうにか工夫し、よりよい方法を見つけます。 まだまだ不便な生活は続きますが、目線を新たに、前向きに過ごしていければと思います。
本年もATR Newsletterをよろしくお願い申し上げます。
このメールは、ATRからの案内をご希望された方、名刺交換をさせていただいた方、オープンハウスやセミナーに参加いただいた方、OBの方にお送りしています。
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